大光坊から歩く事30分程度、今度は鬼子母神堂(十如坊)に差し掛かる。
下山とは言え、勾配のキツイ道を歩いてきた足には、階段は酷だったけれども、こちらにもお伺いしたいと思って階段を登ってみた。
安産や育児の神様として知られる鬼子母神を祀るお寺ということで、お参りさせていただこうとすると丁度御祈祷を受けていらっしゃる方がいたみたいで、読経が響いていた。
境内には椿が咲き誇り、春の訪れを感じたりして。
お社の裏手には、小さなお社があった。
鬼子母神堂(十如坊)を後にすると、もうハイキングコースはほぼ終わりだと思っていたけれども、テクテク久遠寺に向かって歩いていると、神社の気配が漂ってきた。
幟を見ると、八幡大菩薩、天照大御神と書かれていて、身延山で天照様?と驚きを隠せないまま、呼ばれるように石段を登る。
石段を登り切ると、狛犬さんが居たのかな?と思われる場所に石が積み上げられていた。
恐る恐る境内に入ると、神社の雰囲気。
こちらは上の山八幡神社というところだった。
お招き頂いたことに感謝してお参りさせていただく。
そして境内を見回すと、古い木の株から新しい木が育っている姿が目に入る。
それはまるで再生のシンボルのようだった。
それはまるで、自分に昔のものに別れを告げて、新たに行動するように促しているようにも思えたりした。
そして本地堂前を通り過ぎ
久遠寺まで無事戻ることが出来た。
今回ロープウェイで山頂まで登り、そこから自力で下ってきた訳だけれども、それでも身延山を十分満喫出来た。
ただ、本当に勾配がキツイので、普段使わない筋肉を使ったようで、翌日は足の後ろ側ばかり筋肉痛になるという事態に陥ったのでした(笑)
ホント、神社仏閣めぐりは体力が勝負だと実感した旅なのでした。
その分、リフレッシュ出来るんですけどね♡