2015年9月に出雲地方を一週間かけて旅してきた。しばらく神社めぐりは良いんじゃないのかしらん?と思っていた程に、いろいろな変化が起きていた10月の中頃、呼ばれるようにお伺いしたのは、武蔵一宮氷川神社だった。
東京に住んでいながら、一度もお伺いしたことの無い場所だったけれども、これも須佐之男命様にお呼びいただいたのだと思いつつ、さいたま新都心駅という駅に降り立つ。
武蔵一宮氷川神社から一番近いのはJR大宮駅だけれども、今回は全長2kmある武蔵一宮氷川神社の参道を歩かなければならないような気がしたのだった。
参道から一番近い駅というのが、さいたま新都心駅なのです。
巨大なショッピングモールを抜けると、一の鳥居にさしかかる。
一の鳥居
普通に大宮市民の皆様が闊歩してる参道だったけれども、歩いているだけでビリビリ来た。
参道途中には天満神社もあったり
天満神社
二の鳥居に近づく頃には、須佐之男命様のエネルギーというものが、はっきりと感じられた。埼玉にこんな神社があったなんて!と半ば驚きつつ、歩みを進めた。
二の鳥居
なんか、すごい良いところなんじゃないのかしらん?と思いつつ、歩いていたら三の鳥居に辿り着く。
三の鳥居
七五三も近いということで、境内には華やかに着飾った家族連れなどでにぎわっていた。
そして、最初に目に入ったのが、松尾神社。
松尾神社
昨年末にお伺いした京都の松尾神社のことを思い出しながら、参拝させていただく。
そして次に目に入ったのが、六社。
六社
こちらは、石上神社、雷神社、愛宕神社、山祇神社、神明神社、住吉神社などの錚々たる神社が一か所にお祀りされている。
境内に入ってすぐに、凄い神様のオンパレードだったので、とてもびっくりしてしまった。氷川神社がパワースポットと呼ばれる理由もなんとなく、分かったような気がした。これだけの神様がいらっしゃるんだもん、って。
そして神池にかかる橋を渡ると
楼門が見えた。
楼門
そして手水で清めて
楼門を潜ると、舞殿が見えた。
舞殿
そして拝殿にお伺いして、こちらにお招きいただいた事に感謝してお参りさせていただいた。
9月の出雲の旅は、はっきり言ってヘビーだった。巡礼の旅と言うよりも、修行のために出雲地方に点在する神社を、交通公共機関のみで巡っているような気がしたりしていた。
連泊した旅館の人には「ゆっくり滞在出来ていいですね」なんて言われたけれども、毎日神様と対峙しなくてはならなかったので、ホント、旅先でリラックスなんてカンジではなかったのだった。
そんな心情を知ってか知らずか、ご苦労様でした、というメッセージを頂戴した(爆)
そして、出雲の旅の締めくくりで、今回こちらにお招きいただいたと感じることが出来た。
参拝を終え、神札授与所で御朱印を受ける。
お守り等を見ていたら、とても可愛い巫女さんの置物を発見したので、そちらも頂戴した。それにしても、大宮氷川神社は一宮ということもあってか、巫女さんや神職の皆さんの対応が素晴らしかった。出雲大社 and so onの神社でガッカリした部分が大きかったので、とても嬉しい気持ちになった。
それに無料でいただける、教育勅語や神棚について詳細に書かれたちらしなどが置かれていて、こういう部分にもとても好感を持てた。
遠くの有名神社も良いけれど、東京からもそんなに離れていないところで、こんなに素晴らしい神社があることを知れたことが、今回最大の発見だった。
御朱印と置物を頂戴した後に、おみくじを引かせていただいた。氷川神社のおみくじは独特のもので、向かうべき境内の神社を教えて下さるものだったりする。
そして門客人神社と御嶽神社にもお伺いする。
門客人神社
御祭神は稲田姫命様の御親神である足摩乳命様と手摩乳命様。八重垣神社を思い出しながら参拝させていただく。
そしてそのお隣の御嶽神社。
御嶽神社
御祭神は大己貴命様と少彦名命様。
こちらに呼ばれたのは、本当に、偶然ではないことを悟った。
そして、私が引いたおみくじに書かれていた神社へ向かった。
このみくじにあう人は、宗像の神を信心すべし
宗像神社
2014年2月に宗像大社にお伺いした際のことを思い出しながら、参拝させていただいた。
今回、氷川神社にお伺いして、今までの神社めぐりでお伺いしたお社を思い出すようにということを神様は強くおっしゃりたかったのではないのか?と感じた。
八百万の神々が、人々を慈しみ、お守りされているということを伝えなくてはならないということを、、、
稲荷神社
参拝を終え、境内を後にしようとすると、結婚式へと向かう新郎新婦の姿を見る。
結婚式に遭遇するのは、吉兆。
巫女さんの姿も神々しかった。
帰りに参道の和菓子屋さんで、美味しい揚げ饅頭と梅昆布茶をゲットした。
出雲の旅、そして武蔵一宮氷川神社を経て、伊勢神宮へお伺いするというのは、自分でもスゴイ流れだなぁとは思ったけれども、全ては偶然であり、必然だということを改めて今思ってしまうのでした。
東京に住んでいるのならば、一回はお伺いした方が良い神社であることは確かです。