八重垣神社から松江駅に向かうバス路線に乗り、イオン松江店前というバス停で途中下車。
この日は『縁(えにし)~THE BRIDE OF IZUMO~』が出雲で先行上映される初日ということで、松江の映画館でも主演の佐々木希さんらが初日舞台挨拶を行うと知り、ネットでチケットをゲットしていたのだった。
しかし、この松江の映画館というのが、イオンの3階という場所で、こんなところにホントに佐々木希さんが来るのかしらん?などと思ってた(笑)
私はB列というチケットを手に入れていた訳だけれども、映画館で席につくと、A列は誰も座っていなかったので、実質一列目をゲットしていたようで。
そんなにコアなファンじゃない私が、一列目というのは良いのかしらん?と思いつつ、開始時間まで待つ。
そして14:15過ぎに、映画の中に出てくるご当地アイドルの「Age Koge Soge」のステージが始まった。ご当地キャラクターの「えにしちゃん」というゆるキャラ?も出て来て一緒にステージを盛り上げていた。
ステージが終わって、ようやく佐々木希さんらが登場した。クリストファードイル氏も来ていてちょっとびっくりした(本当に来てるよって思って―笑)
ここが東京ならば、佐々木希さんが登場したら、キャーと歓声が上がったり、のぞみちゃーんといった声援が聞こえてくるのだろうけれども、そんな声は全くなかった。。。恐らく松江の皆様はシャイなんでしょうね。。。
けれどもこの舞台挨拶に登場するはずの井坂俊哉さんが居なかったので、司会のお姉さんが『井坂さんはどうしたんですか』と尋ねると、佐々木希さんが『今日は具合が悪いということで、、、』とショートコントのような掛け合いが始まり、しばらくすると、会場後方から井坂さんが「えにしちゃんストラップ」をばら撒きながら、ステージに登場した。
しかし、ここは、松江。
こういった演出にも、さほど盛り上がらず、会場内は「今日はちょっと寒いですねぇ~」と言ったカンジの空気感だった。。。なので映画上映前のトークショーも、盛り上がっているんだか、盛り上がっていないんだか、という微妙な雰囲気だった(ように私は感じてしまった)
この映画で井坂さんはしじみ漁師役で出演されているのだけれども、宍道湖のことを「しじみ湖」と本気で間違って発言して、佐々木さんに突っ込まれていたりした(この時、会場に居た松江市民の落胆を感じたー爆)
トークショー終わりにプレゼント大会があって、箱の中に座席が書いてあるものを、出演者がそれぞれ引いて当選者を決めるということだった。けれども、何故か当選者のほとんどが、C列の観客だったこともあって、このプレゼント大会もあまり盛り上がらず。。。
はっきり言えば、あまり良く分からない舞台挨拶だったけれども、私としてはこんなに近くで佐々木希さんが見られて、とても嬉しかった。佐々木希さんは実物で見ても、本当にお人形のように細くてかわいくって、この日着られていたプリーツの入った白いワンピースがとても良く似合っていて、素敵だった。
そして映画が始まった。
この映画は、とにかく映像が美しかった。
ストーリーは祖母に育てられた主人公が祖母を亡くし、祖母の遺品から出てきた複数枚の、夫の欄に同一人物の氏名が書かれている婚姻届けを手がかりに、主人公がその婚姻届けの夫の欄に書かれていた人物を探して行く、といったもので、これ以上書くとネタバレになってしまうので書かないけれども、この同一人物の正体が分かると、ちょっと泣けてくる映画だったりした。
この探して行くということが、この映画のポイントでもある訳で、島根県内のいろいろな土地に出向いていくわけなのです。
↓パンフレットのロケ地マップを見てもらうと分かると思うのだけれども、多くの名所でロケを行っています。
この佐々木希さん演じる主人公が、東京の人で、運転免許を持っていないという設定だったので妙にシンパシーを感じてしまった(笑)
主人公が一畑バスや一畑電車に乗ってる姿が多く映し出されていたので、私の今回のこの旅でも、この映画を観終わった後に乗車した一畑バスや、出雲から松江に戻る際に利用した一畑電車に乗っている時には、自分が佐々木希さんになったような気分が味わえたりしたのでした(笑)
一言で言えば、出雲にお伺いする前に見ると、出雲旅行がとても楽しめる映画だし、出雲から戻ってきた後に見ても、旅の思い出を咀嚼できる、良い映画だと思いました。
映画上映後に外に出ると、縁のポスターなどがあった。
そして映画を見た記念にパンフレットを購入。
えにしちゃんストラップは、、、買わなくていいかなと(笑)
そして映画館を後にして、いよいよ松江から出雲に行くのでした。