米子からJRで松江に移動。
2両編成の車両にビビる(笑)
松江駅に到着すると、しまねっこのお出迎えが。
翌日から「縁結びパーフェクトチケット」を使いたいと思っていたので、事前に松江駅で購入しようと考えていた。
駅の観光案内所で「縁結びパーフェクトチケット」が購入できるのかと思い、行ってみたところ、観光案内所では販売していないということで、案内された「一畑トラベルサービスJR松江駅前営業所」という、観光案内所とは逆方向のところまで荷物を引きずりながら行ってみる。
そして窓口で「縁結びパーフェクトチケット」が欲しい旨伝えるも、使用日からしか販売できないということだった。。。
なので、この日のチケット購入は諦めて、タクシーに乗って旅館へ移動。
大橋館
松江駅からはワンメーターで行けました。
大橋館は小泉八雲が松江に来た際に、最初に宿泊した富田旅館という旅館だったところ。
第一の宿 富田旅館跡
明治23年8月30日午後4時、対岸の港に船で着いた小泉八雲は、この地にあった富田旅館に泊まった。この宿で迎えた松江の朝の印象を、極めて鮮やかに感銘深く記している。
「松江の一日の物音の中で朝眠っている人に、まず聞こえてくる物音は、ちょうど耳底で緩やかな大きい脈が討つ搏つようにひびいてくる。それは柔らかな鈍い衝撃の音だ。(中略)日本人の生活に伴うあらゆる音の中で、私には最も哀れに思われる。米つきの音は日本という国土の脈搏だ。」
著書 知られぬ日本の面影より~大橋館 HPより引用
チェックインすると、お抹茶とお菓子のサービス。
今回、旅行のプランニングをする際に、ビジネスホテルにするか、旅館にするか迷ったけれども、せっかく温泉地に宿泊するのだからということで、じゃらんnetでも口コミ評価が高かったこちらにお世話になることにしたのです。小泉八雲ゆかりの旅館というのにも、心惹かれていた面もあったので。女性は好みのゆかたをチョイス出来るというのも、イイカンジでした。
部屋に案内されると、窓からは宍道湖が見えた。
お部屋はこんなカンジ。
温泉もあるのだけれども、ちゃんと内風呂もあったし、洗面所には資生堂のクレンジングや化粧水、乳液も備え付けてあったので、自分の中では高ポイントだった。
チェックイン後、街に出てお散歩。
この日はあいにくの曇り空で、宍道湖の夕日は見られなかったけれども、お散歩するにはとても気持ちの良いところだった。
と、気付いたら、しんじ湖温泉の駅まで来ていた(爆)
足湯もあって、試してみたかったけれども、タイツを履いていたので断念。
宿に戻ったら、疲れが出てきたので、お風呂に入って軽くビールなどを飲んでそのまま寝ることにした(宿泊プランは朝食付きのプランを選択していたので、夕飯は無しー笑)
けれども、眠りに就く前に、窓から松江の街を眺めたら、とても綺麗な光景で、ここに宿泊してよかったな、と思えた。
恐らく、小泉八雲も同じような光景を目にしたのだと考えながら、眠りに落ちた。
翌朝、窓の外から、ポンポンポン、という音がして目が覚める。
宍道湖にしじみ漁に出る船の船外機の音だった。
窓を開けてみる。
本当にしじみ漁が行われているということに、何故かえらく感動してしまった。
そして身支度を整えて、朝食会場へ。
イカのお刺身やぶりの照り焼きなど美味しい物が沢山あったので、朝からお腹いっぱい食べてしまった(笑)もちろんお味噌汁はしじみ。
そして身支度を整えて、旅館を出る。
駅までは歩いていくことにした。
ここから、神社めぐりの旅が本格的に始まるのでした。
大橋館