奥之院から壇上伽藍へは、バスで移動。
壇上伽藍に到着。
新緑が美しい時期でした。
東塔
三昧堂
西行桜
大会堂
愛染堂
そして金堂・根本大塔前に到着。
根本大塔
高野山を代表する光景ですよね。
そして根本大塔の中に入り、大日如来さまにこちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただいた。やはり大日如来さまの前では、しばし動けなくなって、ずっとお姿を拝見していた。
GW中で、高野山開創1200年記念大法会期間中ということも相まって、人が沢山居た。こういう場所でお喋りするのは、止めて欲しいな、と思ったのは正直なところ。
まぁ、普通の人々はディズニーランドのアトラクションと同じような感覚で見ているからなんだろうけどね。
そして金堂に移動して、拝観させていただこうと思ったら、法会の最中ということで、入場がストップされていて、次は12:30からになりますと案内を受けた。
ならば先に御朱印を頂戴しようとしたら、この行列だった。
写真では良く分からないけれど、列が蛇行していて、ざっと見積もって30分位、御朱印を頂戴するのに並んでしまった。。。
今まで御朱印を頂いた中で最長の待ち時間だった。
バスツアーなどで来ていた人もいたみたいで、並んでいる途中で集合時間になってしまったらしく、呼び出しを受けて渋々行列から離脱する人も見かけたりした。
今は、御朱印ブーム、なんだろう。
実際、私もいろいろな神社仏閣で御朱印をいただいているので、そのブームに乗っている一人と言えるのかもしれないけれども、記念スタンプだとは決して思っていない。
ただ、やっぱり行列に並んでいる人々の聞こえてきた会話からは、記念スタンプだと思ってる人もいるんだろうなぁ、と思わせる発言も多々あったので、結構ゲンナリしながら並んでいた。
どこどこの御朱印をいただいた、というような自慢話のような会話とか、御朱印帳はこれで何冊目だとか、そして極めつけは窓口で「2箇所の御朱印ください」と言う人とかね。
2箇所の御朱印かぁ、、、と。
やっぱりスタンプラリーかなにかの感覚なんだろうな、って。
その2箇所にどんな仏様が祀られているとか、そういうこと、どうでも良いんだろうな、って。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいまして、失礼いたしました。
そして、私の順番となった。
窓口で「大日如来さまと薬師如来さまの御朱印をお願いします」とお願いしたところ、御朱印を書かれる方がにっこりとされて、御朱印を書かれた後に「ようこそお参りくださいました」と合掌していただけた。
ちょっと、じーん、としてしまった。
金堂
そして檀上伽藍内を散策。
三鈷の松
人々が三本に分かれた松の葉を探している姿が印象的でした。
そういえば2年前に宿泊した宿坊で、チェックアウトの際にこの三本に分かれた松の葉をいただいた記憶が蘇ってきたりした。
御影堂
准胝堂
孔雀堂
孔雀堂では誰もお参りしていなかったので、ここぞとばかりにお参りさせていただいた。
やはりお力がスゴイところなのだったりする。
西塔
御社(山王院本殿)
こちらは高野山の神仏融合のはじまりを今に伝える場所ということ。
お参りさせていただくと、とても力をいただける場所だけれども、そういう場所に限って人々が来ないというのは、なんとも面白い現象だなぁ、と、観光客だらけで半ばディズニーランドと化した高野山で思ったりした。