大師教会から金剛峯寺へ移動。
昨晩とは違って、日中だから人がいっぱいでした。
金剛峯寺内に入ると、人の行列。御朱印をいただくために並んでいる人々の列だった。金剛峯寺の方も、「これは御朱印をいただく方の行列なので、参拝の人はそのまま進んでください~!」と声を枯らして叫んでいた。
2年前にお伺いした際には、番号札と交換制、だったけれども、今回は並ばなくては御朱印がいただけなかった。
昨晩お参りしたから、お参り後ということで、私も御朱印をいただく為に列に並んだ。ただ、檀上伽藍での30分待ちという程ではなくて、ほんの5分程度待てば御朱印を頂戴することが出来た。
ちなみに帰りに関西空港で、飛行機の出発前にラウンジでお茶を飲んでいたら、御朱印の話をしている男女2人が居て、「金剛峯寺だと御朱印は番号札と引換で~」なんてしたり顔で話していたのが耳に入って、何時の話をしているんだい?と思った(笑)
知ったかぶりほど恥さらしなものはないものだということで。。。
16年ぶりのご開帳となった、弘法大師坐像も拝観出来て超満足。
でも、高野山開創1200年特設サイトというものを見たら、なんと今年の10月に、金堂の御本尊と金剛峯寺の御本尊である弘法大師坐像も、再び御開帳されるということを知った。
今回の御開帳を見逃した方にも再びチャンス到来という訳ですね。
旅の手配をするなら早めがいいですよ~。
そして、金剛峰寺内を散策して、一息つくために新別殿へ。
新別殿
以前お伺いした際には、お茶の御接待を受けたのだけれども、今回はお茶請けのお菓子を頂戴したのみだった。まぁ、この人数にお茶出してたら大変なことになりますからね。
お坊さんの法話が行われていたので、しばし耳を傾ける。高野山には外国人の方が多くお見えになられるけれども、一人でずっと蟠龍庭を20~30分位見ている姿をみかけることも多い。しかし日本人といえば、大勢で押しかけてせかせか回っている姿を見て、日本人にはゆとりが少ないのではないか、というような話をされていた。
そして日中の蟠龍庭へ。
蟠龍庭
昨晩みた蟠龍庭と比べると、違った印象に感じられた。
障子の下のガラスから垣間見える、荷物や僧侶の衣などが、この開創1200年法会のある意味、凄まじさを物語っているように、感じたりした。