去年の4月に来た際には、時間が無くて立ち寄れなかった場所だった。
脳天大神さまのところ。
けれども、それ以来、ずーーーっと気になっていた場所だった。
途中仏舎利宝殿があったけれども、帰りにお参りさせていただこうと、道案内の看板にしたがってテクテク。
金峯山寺には程々の人が居たけれども、こちら方面に歩いていく人は、ほとんど、居ない。
お稲荷さんとは違うけれども、独特の雰囲気。
とにかく下って行くと、右側に滝があり
龍がお出迎え。
途中、様々な仏像や石像が至る所にあったりした。
そして脳天大神さまのご真言が書かれた石碑を発見する。
おんそらそばていゑいそわか
これは、弁天様のご真言では?と思いつつ、歩みを進める。
前日に不空院で拝観させていただいた、弁財天女さまのことが頭をよぎる。
この日は5月上旬とは思えない程、とても晴れてちょっと歩くと汗が出る位の暑い日で、とても長い階段を下ってきたのに、何故か震えが止まらなくなっていた。
最初は足がガクガクしてしまっているのは、階段を降りたせいかしらん?なんて思っていたけれども、そうではない事に次第に気が付く。
こちらこそ、私が来るべき場所だったのだと気付くのに、そう時間はかからなかった。