ここ数ヶ月の不条理な出来事を消化したいと思った。
その間に「力があると言う坊主」や「本物の霊能者の先生」とやらに会い、先祖供養が足りないとか生き霊が憑いているとか言われてお祓いや除霊とかしてもらって(笑)言われた通りに指示に従っていろいろなことを試したけれども、一向に良くならず、結局は自分の直感に従って6年ぶりに伊勢神宮にお参りに行ったらほぼ全て解消した。
ただどうしてこういう事態になったのか?ということ 〜先祖供養が足りないとか生き霊とか〜 そういうことを抜きにして確認してみたくなり、四柱推命や気学的にはどのようにこの不条理な出来事を解釈するのだろうか?と思い占いで見てもらいたくなった。
占いといえば豊川稲荷東京別院様には占い鑑定所がある。
こちらは、豊川稲荷東京別院様境内にある豊川文化会館の1階にある鑑定所で、豊川稲荷東京別院様はただ単に場所を貸しているだけであり、運営は聖至会という団体の占い処なので、豊川稲荷東京別院様とは直接関係ないところなのだけれども、昔豊川稲荷東京別院様にお参りに行ったとき、興味本位でふらっと立ち寄り占ってもらったことがあり、今考えると当たっていたなぁと思い出した。
けれども今となっては人気の鑑定所となっていて(何かのメディアで紹介されたらしい)当日気軽にふらっと占ってもらえるようなところではなくなっていた(!)
たまたま赤坂に用事ができた日の前日、気になって聖至会のHPを確認してみたらちょうど1枠空きがあったので、速攻予約を入れた。
この日は12月1日。豊川稲荷東京別院様のご縁日でもあった。
豊川稲荷東京別院様にお参りさせていただくのも、久方ぶり。
占いの前にお参りさせていただくべく、手水で清めて手水舎を写真に収めさせていただいたら
iPhoneのカメラが勝手に作動して、こんな写真が撮れていた。
*画質は一切加工していません。
昔ならば何かのメッセージ?とか思ってしまっていたのだろうけれども、今はただ単にこういう写真が撮れたのですね、ということしか思わなくなっている。
大黒天様にお参りさせていただいたのち、本殿へ。
久方ぶりにお参りさせていただいたことに感謝して、そして前回のお参りから起こったことなどの報告をさせていただいてお参りした。
この日はご縁日ということもあり、ひっきりなしに御祈祷が続いており、読経の響く中境内を歩く。
水神様もお久しぶりでございます。
奥の院は都心とは思えないほどの空気感。
外国人観光客や旧ジャニーズのファンの方の参拝も多いので、場が乱れるということも往々にしてあり得る場所だと思うのだけれども、場の乱れというものはほとんど感じず
それだけ熱心な信者の方が多いところなのだろうと推測されるわけで
平日の午後にも関わらず、駐車場は満車状態・供物を手に境内を駆け巡る大勢の信者の方の姿に、ある種感動を覚えたくらいだった。
一通りお参りを済ませ、鑑定所へ。
外のベンチで座って待って、予約した時間になると小部屋に案内された。
今回の占い師さんは昔観てもらったことのある占い師さんだった。
その時仕事のことで悩んでいて相談したら「すぐに職場を変えるように」とアドバイスを貰ったにも関わらず、その会社の知名度等から辞めることは懸命ではないと判断して働き続けた結果、身体を壊して退職してしまったのは、占いを信用していなかったからだとも言える。
今回もここ数ヶ月の出来事について説明したら、引越した時期が最悪の時期だった、ということが判明した。説明してもらった象意とここ数ヶ月の出来事が見事に一致していて改めて方位の恐ろしさを知ると同時に、私が紹介されたりして相談した「力があると言う坊主」や「本物の霊能者の先生」とやらの見解は全く的外れだったことを知る。
そして何より、私が言語化出来なかった不条理を占いによって消化していただいたような気がした。
親身になって寄り添っていただいたことに感謝して鑑定所を後にする。
時は夕暮れ時。
再び境内を散策していると
境内にあったとある奉納物に、私が通っていた関西の某所の信者の方の名前があった。
私が師匠と思っていた人物はこの信者の方が苦手だったようで、この信者の方がお参りに来るような日(大祭など)は避けて参拝していたことを思い出した。
東京でこの人の名前を見るなんて、しかも豊川稲荷東京別院様で見たということ。
それが今回の一連の出来事の答えだったような気がした。