伊勢神宮の参拝ポイント(内宮編)

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伊勢神宮と言えば、内宮の風景が思い出されます。
宇治橋を渡り、玉砂利の参道を歩くだけで、
自分自身が清められているカンジが良いですよね。
ただ御正宮で参拝するだけでは余りにも勿体ないので
内宮参拝時に行かれたほうが良いポイントをまとめました。

伊勢神宮の参拝ポイント(内宮編)

滝祭神(たきまつりのかみ)

伊勢朔日参り4

ご祭神:瀧祭大神(たきまつりのおおかみ)

五十鈴川水源の瀧の神を鎮める為に祀られている水の神様です。
古来から社殿のない石神としてお祀りされています。

五十鈴川の御手洗場に行かれたのち、そのまま御正宮に行かれる方も多いかと思いますが、こちらの滝祭神さまは「取次さん」とも言われていて、天照様に取り次いで頂けるという説もあります。また、夏の土用、丑の日に五十鈴川の御手洗にて水を頂き、こちらの滝祭神さまの前にお供えし、一年間の無病息災を祈り、自宅の神棚にお供えるという伊勢の風習もあります。

風日祈宮(かざひのみのみや)

風日祈宮

ご祭神:級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)

ご祭神は外宮の風宮と同じ風の神様でいらっしゃいます。
本来は農耕に適した風雨をもたらす神様でありましたが、 元寇の国難に神風を起こし国を守ったのは、この神様と言われています。
こちらは外宮の風宮とはまた違った表情が見られる場所でもあります。独特の清涼感に満ちていて、内宮の中でもこちらが好きと言う方も多いかと思います。真剣に参拝するとメッセージが頂ける場所でもあります(←個人差あり)

皇大神宮(こうたいじんぐう)皇大神宮御正宮

伊勢朔日参り6
ご祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)

ご神体は三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)で皇位を示す最高の宝物。
ご祭神は皇祖神であり、日本各地に鎮座する神々の総氏神様の天照様です。
よく階段の途中で写真撮影される方も居ますが、写真撮影は階段下までです。白い布(御帳-みとばり)の前での参拝も良いですが、出来れば御垣内参拝されることをお勧めします。こちらでは感謝をお伝えするのがベストです。

御贄調舎(みにえちょうしゃ)

201209 御贄調舎

石神をまつる石畳は、食物の神である豊受大御神のご神座となります。その大前で、祭典にお供えする御贄(神饌の代表としてのアワビ)を調理する儀式が行われるところです。

御稲御倉神(みしねのみくら)

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ご祭神:御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)

ご祭神は御稲御倉守護の神。神田から収穫した抜穂(ぬいぼ)の御稲が納められ、祭典に際し大御饌(おおみけ)として神前にお供えされます。
こちらは、皆さんほとんどスルーされてしまう場所ですが、個人的にとても好きな場所です。

荒祭宮(あらまつりのみや)

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ご祭神:天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)

神の御霊には「荒魂」と「和魂」という二面性があります。 荒魂は積極的・進取的・活動的なご神霊であると言われ、 こちらの荒祭宮は天照様の荒御魂をお祀りしています。式年遷宮などでも見られたように、各祭典ともご正宮に続いて奉仕される 皇大神宮第一の別宮となります。 個人的なお願いはこちらの荒祭宮でするようにしましょう。

由貴御倉(ゆきのみくら)

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ご祭神:由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)

ご祭神は由貴御倉の守護神。由貴とは、清浄でけがれのないという意味で、古くは御饌祭(みけさい)のお供えものや果物などを納めておく倉でした。こちら気づかれない方が多数ですが、きちんと神様いらっしゃいますので、こちらにもご挨拶した方が良いかと思います。

御酒殿神(みさかどののかみ)

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ご祭神:御酒殿神(みさかどののかみ)

ご祭神は御酒殿の守護神。かつては、諸神にお供えする神酒がここで醸造されていたそうです。現在は三節祭にお供えする神酒を一時納め、これを奉下して神前にお供えするとの事。由貴御倉の左にいらっしゃいます。

四至神(みやのめぐりのかみ)

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ご祭神:四至神(みやのめぐりのかみ)

石畳に祭られる石神さまです。大宮の境界を守護されています。外宮の三つ石にもパワースポットという言葉に踊らされて、手をかざしている人が多数いますが、最近は四至神さまにも手をかざす方を多数見かけます、、、ここでその行為を行うという事は、神様に直接手をかざすという行為になりますので、止めておいたほうが賢明だと思われます。いろいろな意味で。

子安神社(こやすじんじゃ)

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ご祭神:木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

子授け、安産、厄除けの神として一般の信仰があつく、これはご祭神の木華開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)が、猛火のうちに御身無事に、三柱の御子をお生みになられた霊異を仰いだものと思われています。

大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)

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ご祭神:大山祗神(おおやまつみのかみ)

ご祭神は大山祗神(おおやまつみのかみ)をお祀りしています。神路山の入り口に坐す山の守り神さまで、古くは山神社とよばれていました。手前の木華開耶姫命のお父様でもあります。子安神社の奥に鎮座されております。こちらと子安神社の雰囲気は穏やかで、女子が好きそうな雰囲気が漂っています。縁結びにも効果が期待できそうです。

NG!やってはいけないこと

木に触れる

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四至神様などの石神様に対して手をかざすなどの行為はもちろんNGですが、内宮で多いのは「木に触れる人」です。ひどい人だと抱き付いていますが、、、特に注意したいのは、上記の場所です。手で触りまくられてひどい事になっていると同時に、ちょっと違和感を感じませんか?これに触ってるんですよね、皆さん(爆)ま、自己責任でどうぞ。

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