2012年GWに初めて伊勢に行ってから、
今までの1年半の間に12回通ってしまった程、伊勢が大好きになってしまいました。
スピリチュアルな人々の中には、外宮の方が
波動が高いと言う人が居ますが、私は甲乙つけがたいかなぁ、、、
外宮(豊受様)の雰囲気がすべてを受け入れるようなものなので、
参拝する方も内宮と比べて気軽に外宮に参拝されているように
お見受けする場面が多いですが、外宮でのお参りをおろそかにすると、
伊勢神宮に来た効果も半減というものです。
伊勢神宮の参拝ポイント(外宮編)
四至神(みやのめぐりのかみ)
ご祭神:四至神(みやのめぐりのかみ)
神楽殿近くに四至神(みやのめぐりのかみ)様がいらっしゃいます。
四至神(みやのめぐりのかみ)様は石畳の上に石神として祀られており
石畳の中央には一本の榊が植えられています。
外宮の境界を守護されている神様です。
こちらでは是非ともご挨拶して下さい。
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)御正宮
ご祭神:豊受大御神(とようけのおおみかみ)
豊受様は天照様の大御饌(お食物・お食事)の守護神で、
全ての産業の守り神でいらっしゃいます。
天照様のお告げによって、丹波の国(=籠神社の付近)から
お迎えしてご鎮座されました。
こちらでは個人的なお願いは控えて、感謝のみ捧げるようしましょう。
多賀宮(たかのみや)
ご祭神:豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)
神の御霊には「荒魂」と「和魂」という二面性があります。
荒魂は積極的・進取的・活動的なご神霊であると言われ、
こちらの多賀宮は豊受様の荒御魂をお祀りしています。
式年遷宮などでも見られたように、各祭典ともご正宮に続いて奉仕される
豊受大神宮第一の別宮となります。
個人的なお願いはこちらの多賀宮でするようにしましょう。
下御井神社(しものみいのじんじゃ)
ご祭神:下御井鎮守神(しものみいのまもりのかみ)
ご祭神は神宮の御料水の守護神でいらっしゃいます。
通常神宮の御水は上御井神社にて頂く事になっていますが、
上御井神社にて御水を奉汲できない折は、この御井の御水を頂く事になっています。
個人的な意見ですが、最近こちらの下御井神社がにわかにパワースポットと
注目されているせいか?神様に向かって手をかざしたり、狭いところなのに
ずっと居座っているマナーの無い方が沢山いますが、
こちらの御眷属は結構厳しいので、そういう事されると逆効果だと思われます。
土宮(つちのみや)
ご祭神:大土御祖神(おおつちみおやのかみ)
ご祭神は豊受大神宮宮域の地主神であり、宮川の氾濫を治める堤防守護の神として
尊ばれる神様でいらっしゃいます。
豊受様がご鎮座になる前から崇敬されてきた土地の守り神です。
こちらにはお参りするたび優しい雰囲気でお迎え頂き、
励まされるような感覚を覚えます(←個人差有)
風宮(かぜのみや)
ご祭神:級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)
ご祭神は内宮の風日祈宮と同じ風の神様でいらっしゃいます。
本来は農耕に適した風雨をもたらす神様でありましたが、
元寇の国難に神風を起こし国を守ったのは、この神様と言われています。
個人的には現状を突破したいときにお力を頂く事が多いです。
御酒殿(みさかどの)
ご祭神:御酒殿神(みさかどののかみ)
ご祭神は御神酒を納める御酒殿の守り神様でいらっしゃいます。
一般には参拝できないので、忌火屋殿前の北御門口参道より遥拝します。
こちらの前を通る際には一礼するのがよろしいかと思われます
(神職の方は必ず一礼して通られます)
NG!やってはいけないこと
三つ石に手をかざす
これはどなたが言い始めたのでしょうか?
外宮のパワースポットという事で、この他にも亀石や石地蔵さんなどが
取り上げられていますが、これらに触れると
パワーが頂けるという事なのでしょうか?
心ないスピリチュアルな人やヒーラーという人たちは、
木に抱き付くことや、石に触ることなどを推奨していますが、
私はそれらに執着の念が感じられて触ることは出来ません。
純粋な木や石のパワーは無くなってしまっていて、
執着のパワーだけが残っているものに手を触れたいとも思いませんし、
逆にパワーを吸い取られます。
また眷属さんにも神域を犯したという事でマークされてしまうのがオチです。
そういう行為をされたことで、木や石がボロボロになっているパワースポットを見るたびに、心が痛みます。
せっかく伊勢神宮に行くのならば、いい加減な情報に惑わされなく、
マナーを守ってきちん参拝することで、ご神徳も頂けるようになりますよ!