天のみこえ~『日本の怨霊』を読んで

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします!

皆様は年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は神社仏閣好きとは言え、初詣客で溢れかえっている神社仏閣にお伺いするのはいささか気が進まないということで、もっぱら読書三昧の年末年始でした。

しかしながら、やはり神社にお伺いしたいなぁと思い、三が日も過ぎたとなれば神社も空いているのではないかと思い、本日代々木八幡宮にお伺いしてみたら

午前中だというのに、それなりの数の参拝客が居て

出世稲荷さまへと向かう参道には行列が出来ていたので、出世稲荷さまへの参拝は諦めました。

また人が少ない時にお伺いさせていただこうと。

そして、年末年始に読んだ『日本の怨霊』という本について思いを巡らせたりして。

昔、私が、藁にもすがるような気持ちでこちらの出世稲荷さまにお参りした後、自分の力だけではなし得ない不思議なことが起こったあったことをふと思い出してしまった。

まぁ私の不思議話なんかぶっ飛ぶ位の不思議エピソードがこの『日本の怨霊』には満載な訳でして、作家である加門七海さんの著書の中でも、加門さんがこの本をカバンの中に持っていたら、霊能者の人から「なんて本を持っているの!」とたしなめられたようなことが書かれていた。

事実、私もこの本をバッグに忍ばせていつも行くお店にお伺いしたら、いつもは私にじゃれついてくる看板犬さんに、何故か思いっ切り吠えられるということもあったりしたので、そういう本なのだとは思ったりした。

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現代に於いて科学では証明できないことは一笑に付すような傾向があるけれども、やはり科学でも証明できないことの方が、まだまだ多い。

単なる偶然だよ、と片付けてしまうような出来事が頻発したら、やはりそれは何か目に見えないものの力が動いているのだと思わざるを得ないのではないだろうか。

少なくとも私は、そういう偶然と言うにはあまりにもタイミングが良すぎる出来事に何回も遭遇してきた。そしてこの年末年始前にも、そういった出来事があり、神仏の絶対なるお力を信じざるを得ない自分が居たと同時に、その御計らいというものには容赦がない事に、改めて驚愕してしまった。

怨霊について書かれている本ということで敬遠する人も居るのかも知れないけれども、この本にはとても大切なことが書かれている。

実体のない彼ら怨霊がどれほど深く日本文化に影を落としているかの証拠になろう。それを迷信だとか、非科学的な考えと退けてしまっては、日本文化は薄っぺらなもになってしまおう。

怨霊がいたことで保たれてきた文化や歴史もあったのである。現実という目に見える世界は、見えない世界によって支えられてきたことを知るべきではないのか。

怨霊がいなくなり、目に見える世界しか信じなくなったこの現代が、どれほど荒んでいるかは今更言うまでもなかろう。

もう一度、死者や過去の歴史に静かに思いを馳せ、それを敬い、鎮魂し、おごれる自分たちの戒めとして、怨霊や幽霊の存在を認めて、畏れ、敬う「鎮魂の文化」をとり戻さなければ、日本の文化はいずれ滅びてしまうことになるだろう。人間の存在しか認めない社会では、人が見てさえいなければ、どんな悪いことでも平気でできる。

「バチがあたる」「祟られる」という戒めはすっかり忘れ去られたが、私たちの社会は何千年にも亘って、見える世界が、実は見えない世界によって支え守られてきたのだという精神風土の伝統があったはずである。

その意味でも、この『日本の怨霊』をきっかけに、この世に怨霊や幽霊を復活させねば、と思ったのである。

「心ここにあらざれば、視えども見えず」ーーこれが現代の風潮ならば、「心さえあれば、視えないものも見える」はずである。

怨霊や幽霊はそうしたものなのである。

奇しくも今まで目に見えて良いとされていることが崩れてきている時代に突入している。

学歴とか、終身雇用とか、身分とか役職とか、そういった世間一般でこれまで良いとされていた当たり前のことがひっくり返る時が来ているのだろう。

そして良い行いをしてきた人には良い出来事が、そして誰かを苦しめ犠牲にしてきた人にはそれなりの出来事が訪れる。

怨霊と言われる人々に想いを馳せる時、その存在に恐怖の念を抱くか、シンパシーを抱くかということは、ある種のバロメーターになるのかも知れない、なんて思ってしまった2018年の新春なのでした。

日本の怨霊

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