文京区にある曹洞宗諏訪山吉祥寺にお参りにお伺いしました。
そして御朱印も頂戴した訳なのですが、こちらの吉祥寺では二種類の御朱印を頂戴することが出来ました。
曹洞宗諏訪山吉祥寺 旃檀林 御朱印
2017年8月にお伺いした際に頂戴いたしました。
御朱印帳に挟んで頂いた紙に、旃檀林についての説明があったのですが
旃檀林と言うのは駒澤大学の前身となった僧侶の為の学校の名称ということで、調べてみたら駒澤大学高等学校のHPに旃檀林についての詳しい記述がありました。
水道橋のたもとの吉祥寺内に創設された「学寮」は、江戸時代に入って隆盛を極め「旃檀林」(せんだんりん)と命名されました。これは、1657 (明暦3)年にこの学林を訪れた中国僧の陳道栄が、禅宗の「証道歌」に、「旃檀林に雑樹なし、鬱密深沈として獅子のみ住す」とあるのに因み「旃檀林」と命名し墨書したことに由来します。
香木の旃檀の林には他の木が育つことがない。この学林には、戒行純潔な清浄衆のみが住し、不浄雑行の人は存在しない。優れた者のみが集まる学林であるという一節に由来しています。「学林」を薫り高き旃檀の林にたとえ、そこで学ぶ学僧を、唯一そこに住むことのできる獅子になぞらえました。
「栴檀は双葉より芳し」と言われます。栴檀は発芽の頃から香気を放つ香木で、大成する人は幼少の時から優れているという意味であります。これが、駒澤大学の前身である「旃檀林」と呼ばれた学林の由来です。この「旃檀林」の名は北原白秋氏の作詞になる「校歌」の中に織り込まれ、現在まで歌い継がれています。校歌は本館前に歌碑として建てられ、栴檀の木は体育館前に植樹されています。
~駒沢大学高等学校 HPより引用
曹洞宗諏訪山吉祥寺 茗荷稲荷大権現 御朱印
御朱印は二種類とも、本堂向かって右側にある受付で頂戴することが出来ました。
感想
こちらのお寺では御朱印が書き上がるまでの間、思いがけず冷たいほうじ茶とお菓子の御接待を受けることが出来ました。今まで数多くの神社仏閣で御朱印を頂戴してきましたが、ここまでの対応をしていただいたことが無かったので、とても感激してしまいました。
ほぼ二カ月ぶりに再開した神社仏閣巡りの再スタートを、こちらのお寺から始められたことに感謝するのみです。
御接待云々抜かしても、都内とは思えない程の静けさに満ちていて、境内を歩いているだけで心落ち着く良いお寺でした。