鞍馬寺から奥の院方面へと歩みを進める。
雨が降っていたせいもあり、石段や石碑の色彩がとても鮮やかに感じた。
山道だけれども、整備されている道なので歩きづらいということは無い。
しばらくすると息つぎの水に差し掛かる。
息つぎの水
ここからすぐ近くのところには、屏風坂の地蔵堂。
屏風坂の地蔵堂
ふたたびお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして背比べ石に差し掛かる。
背比べ石
前回お伺いした際には、そのまま不動堂まで真っ直ぐ進んで行ったけれども、今回はこちらの前に大杉権現社への道案内があることを発見した。
大杉権現社は前回鞍馬山に来た2年前にはお伺い出来ないところだった。
2年前に大杉権現社に行かなかった理由を思い出してみると、案内版は無かったような記憶があるし、初めてお伺いした場所なので、それこそ暗中模索といった感じでお山を歩いていたので、気付かなかったということも考えられる。また大杉権現社はレ●キの聖地と言われる場所なので、お伺いしなくても良かった場所なのだと自分自身を納得させていたことを思い出した。
今回案内版を見て、この道を進めば大杉権現社にお伺い出来ると知った時には、ちょっと躊躇した部分もあったと言うのが正直なところだったけれども、意を決してお伺いすることにした。
木の根道
鞍馬寺から奥の院方面に向かう人々はそれなりの数居たはずなのに、こちらの方面に歩みを進めると、誰も居ないような格好となっていた。
木の根道を少し歩くと、大杉権現社が見えてきた。
大杉権現社
こちらのお社の前に到着すると、雨が降っているのにも関わらず、お日様の光がパーッと差し込んできた。
雨が降っているのに、お日様の光を見るなんてなんだか不思議だなぁ、なんて思いながら、手水で清めて
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
お社の後ろにはそれこそ大きな木がそびえ立っていて、それを見た途端、あぁ、ここはスゴイところなんだなぁと思っている自分が居た。詳細は書かない方が良いという声がするので、こちらでの出来事は省略。
そして、なんとなく、お社後方の写真は撮ってはイケナイような気がしたので、写真に収めることは自粛した。
今回こちらにお伺いしたことでインターネットや本に書かれていることなどを全て鵜呑みにせずに、自分の目と足を使って、体験することが重要だってことに改めて気付かされている自分が居た。
誰かの疑似体験ではなく、自分自身の体験こそが全てではないかと言う事を。