光に向かって~鞍馬寺にお伺いしました

鞍馬寺へと続く石段を登る。

途中巽の弁財天社に差し掛かったけれども

巽の弁財天社

ずっとお参りしている人たちが居たので、後方からこちらにお招き頂いた事に感謝してお参りさせていただいた。

そして手水で清めさせていただく。

龍が居る。

その、まるで生きているかのような迫力に息を飲みつつ、歩みを進める。

そして本殿金堂に辿り着いた。

本殿金堂

所謂パワースポットと言われる場所には若女子が立っていたけれども

その姿を横目で見つつ、まずは閼伽井護法善神社にお参りさせていただく。

閼伽井護法善神社

こちらは龍好きな私にはたまらないお社だったりする(笑)

そして本殿金堂を守られている狛虎さんたちにもご挨拶させていただき

お堂の中に入り、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

目を瞑ってお参りさせていただいていたら、とても明るいものを感じて、思わず近くで蝋燭でも灯されていたかしらん?と思った位だったけれども、目を開くとそこには蝋燭はおろか、明るさを感じさせるものは全く無かった。

不思議だなぁと思いつつも、お守り等授与所にお伺いする。

すると、そこには新春に限り授与されるという、大福のお札というものと、あうんの虎と言う置物があった。

しげしげその御札などを眺めていたら、とても親切なお寺の方より御札などについて詳しく説明いただけたので、これも何かのご縁なのだろうと思って、大福のお札、そしてあうんの虎両方をいただくことにした。

そして納経所でこれまた親切な方にご対応いただき御朱印を頂戴して、納経所脇に陳列されていた鞍馬寺の教えの本を数冊頂戴した。

鞍馬寺の教えの本は前回お伺いした際にも頂戴したけれども、それらの本には本当に至極真っ当な事しか書かれていないし、私自身はこれらの御本を読むととても学びになることが多いので、今回も鞍馬寺にお伺いするのならば是非とも頂戴したいと思っていたのだった。

今は鞍馬寺のHPからでも購入出来るみたいだけれども、やっぱり参拝して直接御本を目にしてチョイスしたいと思っていた部分も大きい。

そしてシャカシャカ棒でお御籤を引かせていただくと、これまた的確なお言葉を頂戴する。

前回鞍馬寺にお伺いした時にも思ったのだけれども、鞍馬寺でお御籤を引かせていただくと、それこそ普段の自身の生活の有り様を見透かされたようなお言葉を頂戴する。

今回は、それこそ自分の欠点であると自分自身でも自覚している、思考の方向性を直せ、という暖かくも厳しいお言葉を頂戴した。

そして、納経所近くにお祀りされていた仏様にお参りさせていただくと、近くにご自由にお取りくださいと書かれていた紙を発見した。

それは、鞍馬寺の教えの全てが書かれているようなことが書かれている紙だった。

光に向かって

天を覆う雲は厚くとも

太陽は常に大空に在る。

風が来て雲を払えば、

黄金の光が燦然と輝く。

人の心に吹きすさぶ八風を、

苦悩の雲を吹き払う風として、

真実を観る叡智の光を迎えよう。

叡智の光が輝くとき

宇宙生命(尊天)に生かされている万象を観る。

あなたも私も、花も鳥も、

みな共に生かされているこの世界。

万象が織りなすいのちの相(すがた)、

宇宙に懸る金色(こんじき)の命の羅網、

遠い昔から受け継いで来たいのちの絆、

私もその中の一つのいのち、

たがいに手をつなぎ響き合ういのち、

あなたも私も、樹も水も、

みな共に厳然と生かされている。

慈愛の温もりに抱かれ、

叡智の光に照らされ、

豊かな活力に満たされて、

今ここに生かされていることの嬉しさと有難さ、

この歓びと感謝の輪を拡げよう。

あなたも私も、あの人もこの人も、

たがいに光り合い照らし合う、

明るい未来を信じ希い(ねがい)ながら、

一日々々を宝石のように大切に生きよう。

全ては尊天にてまします。

~『光に向かって』ちらしより引用

これを読んでいたら、行きの飛行機から見た風景を思い出していた。

何時でも太陽は光を放っていて、その光の力で万人を幸せにしようとしている。

けれども、己自身の心の曇りが、その光の力を遮っているだけではないのだろうかと。

生かされている自分に感謝すること。

これまでずっと、生かされているということは、それこそ修行のようなもので、所詮辛いことばかりなのではないだろうかと悶々とする日々を送ってきたような気がしていたけれども、それこそ自分の思考の曇りがそうさせていただけなのだろうと、今回の京都の旅ではそういう風に感じることが多かった。

それを証拠に、今は全ての物事にとても感謝している。

この修行と思われることを選んでいたのも、己自身だということを自覚出来たから。

様々な気づきをいただけたことに感謝する。

そして、この素晴らしい土地に再びお伺いすることが出来たということも、神様や仏様のお導きなのだと実感した。

そして貴船方面へ歩みを進めた。

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