清水寺から目指した場所は八坂神社。
八坂神社も2016年4月にお伺いしたところだったけれども、夜のライトアップされている時間帯ということもあって、外国人観光客の撮影スポットと化していた面しか見られなかったのでリベンジを果たしたいと思っていたところだった。
東山参道から八坂神社を目指す。
朝8時台と言う事もあり、ほとんど人はおらず。
ねねの道を歩き、圓徳院の一角にある三面大黒天様のところにお邪魔した。
三面大黒天様は興聖寺や比叡山延暦寺、東寺などでもお目にかかることが出来たけれども、昔、私がお伺いした、三面大黒天様をお祀りされているとは大々的に公表はしていないけれどもお祀りしていらっしゃるとあるお寺のことを思い出した。
そのお寺さんにお伺いした時に、お寺の方からその事実を告げられて、そしてうちは何故か占い師とか霊能者とか言う人に信仰されているんですよねーと言われた時に、三面大黒天様の威力というものを知ったという経緯があったので、今回の旅では興聖寺の三面大黒天様はもちろんの事だけれども、こちらの三面大黒天様に対しても敬意を持ってお参りさせていただいた。
三という数字も、よくよく考えてみればすごいよね、と独り言。
東山参道は歩くだけだと思っていたのに、それこそ至る所に見どころが沢山あった。
月真院 (御陵衛士屯所跡)
西行庵
西行と言えば、伊勢神宮にお参りした際に詠んだ歌が有名なのだけれども
何事のおわしますかは知らねども、かたじけなくて涙こぼるる
増賀上人様について知ってしまったと今となると、その歌の重みをひしひしと感じることが出来る。
Just updated my blog:)
君は増賀上人を知っているか~談山神社に行ってきた https://t.co/UP8XA6QS6i— キセキレイスタイル (@kisekireistyle) 2016年11月17日
そして八坂神社に到着した。
八坂神社(南楼門)
手水で清めて
御本殿へ。
御本殿
その晴れ渡った清々しい空気の中で御本殿の前に立つと、前回お伺いした際とは全く異なる印象を感じた。
本当に凄まじい御神気。
そしてこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただくと、とても力強いお力を感じることが出来た。
そして境内を散策する。
舞殿
大神宮
今回こちらでお参りさせていただくと、前回お伺いした時とは、これまた異なる印象を受けた。
それはまるで伊勢神宮に詣でているような気がしてしまい、はて?と思うと
平成28年10月に第62階式年遷宮による伊勢の神宮の撤却材を以て、と書かれていた案内版を見て思わず納得してしまった。
こちらでお参りさせていただいている間に、後方から気配がしたので、振り返ってみると、白袴に身を包んだ神職の方が手を合わせている姿を見た。
そのお姿を見て、思わず感動している自分が居た。
悪王子社
美御前社
日吉社
刃物社
五社
厳島社
疫神社
太田社
それぞれにお社でこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして特に今回印象に残ったのがこちらだった。
北向蛭子社
通称「祇園のえべっさん」。
私が訪れた前々日にお祭が行われていたということで、その賑やかで華やかな雰囲気がまだこちらにお参りさせていただくと残っているように感じた。
前回お参りした時には感じることが出来なかったのだけれども、それはすっごく明るい神様がいらっしゃって、お参りさせていただいた私までとても楽しい気分になってしまった位だった。
狛犬さん達も、とても楽しそうな表情をされているのが印象的だった。
やっぱり人の祈りの力って、神様を輝かせるものなんだなーと思いつつ、その場の楽しげな空気に感化されて、私もとてもウキウキした気分になってしまったくらいだった。
そして大国主社にもお参りさせていただく。
大国主社
そしてウキウキした気分のまま、社務所にお伺いして御朱印を頂戴し、お守り等授与所の前に釣り竿で鯛の形をしたお御籤が引けるという珍しいお御籤があったので、初穂料が¥500という若干お高めな金額だったのにも関わらず、こちらのお御籤を引いてみた(笑)
目出度いお御籤なんだから大吉なのは当然なんだろうと思って引いたら、本当に大吉だった(笑)
今回八坂神社にも早朝に参拝出来たことで、本当にこちらの素晴らしさを知る事が出来た。
本当に良いお参りだったなと思いながら、境内を後にした。
狛犬さんたちも心なしか、そんな私の姿を見て微笑んでいらっしゃるような気がしてしまった。