増賀上人様を知った衝撃に半ばフラフラしながら、再び御本殿にお参りさせていただき、拝殿内から外の景色を見る。
私がお伺いしたのは11月上旬だったので、まだ木々はそれほど色づいていなかったけれども
こちらから見る景色はとても美しかった。
景色を眺めていたら、先ほど説明していただいたボランティアガイドの方から声をかけられたので、増賀上人様について尋ねてみる。すると、談山神社から徒歩で1時間程の「念誦崛」と言うところに増賀上人の御墓があると教えられた。
けれども増賀上人の御墓までは山登りの様なカンジになるから、それなりの装備をして行った方が良いですよとアドバイスを受けたので、その時ショートブーツにプリーツスカートなる舐めた格好をしていた私は、今回はそちらにお伺いすることは断念した(まぁこの格好で伏見稲荷大社のお山めぐりはしてしまった訳だけれどもー笑)
そして拝殿を後にして、お守り等授与所で御朱印帳をピックアップして、境内散策。
西宝庫
そしてこちらの前から見えるのは、十三重塔。
十三重塔
西宝庫から石段を降り、下から十三重塔を眺める。
そして権殿前に到着。
権殿
こちらの祭神はマダラ神(芸能・芸術、魔除け・厄払いの神)という神様で、芸能、芸術にたずさわる人たちの守り神として、また上達を祈る場所でもあるということから、私もブログの文章が上手くなりますように、と祈念しつつ、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして権殿近くに御鎮座されていたのが、比叡神社だった。。。
談山神社 末社 比叡神社
そしてこちらの近くには明神神社があった。
談山神社 末社 神明神社
参拝客は多いけれども、ほとんどお参りされないこれらのお社でお参りさせていただくと、とても喜んで頂けたような気がした。
そしてこちらの近くには、岩くらと龍神社があるのだけれども、パワースポット(笑)なる案内板があった。
岩くらと龍神社
その素朴な場所の前に佇むと、確かに龍が居るような気配を感じた。
そして、こちらでも龍の気配を感じることが出来た。
閼伽井屋
ミーハーな気持ちで訪れた談山神社だったけれども、増賀上人様の存在を知る事が出来たり、大好きな龍が居るところ~水神様がお祀りされているところだと知れたことの喜びは大きかった。
そして閼伽井屋の近くには、日本最古の総社と言われているお社があったり
談山神社 末社 総社本殿
狩野永納筆の壁画が残っているという総社拝殿があった。
談山神社 末社 総社拝殿
そして総社拝殿の正面に回ると、福禄寿様がお祀りされている姿が見えた。
談山神社は「大和七福八宝めぐり」の霊場となっていて、こちらの福禄寿様は特に幸福を招来する人望の徳を授けられるということだそうです。
そして神廟拝所へ
神廟拝所
靴を脱いで、中に入る。
内部は写真撮影禁止等書かれていなかったのだけれども、お茶席が設けられていたため自粛しました。
この神廟拝所に蹴鞠の庭があって
この方面から見る十三重塔の姿がとても美しかった。
そしてそのまま道なりに歩いて行くと、恋神社なる看板が。
談山神社 摂社 東殿(恋神社)
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
こちらの近くにはむすびの岩座というものもあり
むすびの岩座
恋愛成就を願う、若いお嬢さんなどが訪れると良いところなのではないのかと思ってしまった(笑)
そろそろバスの時間も迫ってきたので、談山神社を後にする。
帰りは西入山入口受付から出た訳だけれども、近くの池に鎮座されていたお社発見。
祓戸社
本来はこちらからお伺いした方が良かったのだとちょっと後悔しつつ、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
今更ながら談山神社のHPを見てみたら
シーズンオフ(紅葉、桜の見頃以外)は、正面入口側の受付を閉鎖しております。 正面閉鎖時は、西入口受付をご利用ください。 10月9日~12月12日の間は正面受付・西受付のどちらも開いています。
と言う事だった(爆)本来は西受付から入るのが良いのかも知れません。。。
そしてバス停に向かおうとすると、念誦崛への案内版が見えた。
今回談山神社の参拝時間は半日ということで時間を取っていたけれども、実際にお伺いしてみて談山神社の回りには魅力的なところが沢山あることに気付き、それこそ泊まりで一日かけても良い場所だなぁと感じた。
ミーハーな気持ちで今回お伺いした談山神社だったけれども、学びは非常に大きく、やはりどんな理由であれ、行きたいと思った神社仏閣には素直に行く事が大切だと思った次第でして。
それは呼ばれているということでもありますからね。