翌朝いつも通りに5時に起きて、身支度を整えて軽い朝食を取り、参集殿を出たのは朝の6時半だった。
まだ空が白む時間ということもあって、参拝客の姿もまばら。
手水で清めて
楼門を潜り外拝殿でお参りさせていただき
内拝殿でもお参りさせていただいた。
そして神楽殿の前を通り過ぎ
お山遥拝所でも手を合わせる。
権殿にもお参りさせていただき
本殿北側の奥社奉拝所方面へと進んで行く。
前回お伺いした際には人が多すぎて、こちらの石段脇にご鎮座されている末社群にも満足に近寄れないと言った状況だったけれども、今回はさすがに早朝と言う事もあり、ほとんど人が居なかったので、心ゆくまでお参りさせていただくことが出来た。
伏見稲荷大社 末社 長者社
伏見稲荷大社 末社 荷田社
伏見稲荷大社 末社 五社相殿社
伏見稲荷大社 末社 両宮社
それぞれのお社にお参りさせていただくと、とても嬉しい気分になってしまった。お参りすることで、とても神様にもお喜びいただけたような気がしたので。
そして玉山稲荷社にもお参りさせていただく。
伏見稲荷大社 末社 玉山稲荷社
この玉山稲荷社というのはかつて宮中に勧請されていた稲荷社で、明治になってこの地に遷座されたものだということ。
そしてその右手には、奥宮と白狐社が御鎮座されていた。
伏見稲荷大社 奥宮
本殿を小さくしたような流造で建てられたこちらのお社は、かつて山上にあった社殿を遷したものと言われ、本殿とならぶ格式を誇るお社だということ。
そして、社伝によれば、本殿は御所の紫宸殿に、奥宮は同じく清涼殿に見立てられているということだそうで。。。
こちらでお招きいただたことに感謝してお参りさせていただく。
そして奥宮の隣に御鎮座されていたのが、白狐社。
伏見稲荷大社 末社 白狐社
こちらは、稲荷大神様の御眷属をお祀りする唯一のお社ということで、こちらでお参りさせていただくと、とても大きな尾を持った、白い狐の姿が見えた(ような気がした)
そして写真を撮らさせていただいる時には気付かなかったのだけれども、ブログにアップするために、写真にブログ名を入れる作業をしていたら、白い玉のようなものと白い筋のようなものが映っていることに気付いた。
Web上では見えにくいかと思われますが、まぁ、あれですな、御眷属の狐さんが自身の存在を証明するために姿を現してくれたんだなと、ちょっとファンタジー的な解釈をしてみたりして。。。
そして奥社奉拝所へと歩みを進める。
昨晩の幻想的な雰囲気とは趣は違うけれども、
やはり千本鳥居の中を潜っていたら、生まれ変わっているような感覚になる。
そして奥社奉拝所に到着した。
お参りさせていただき、おもかる石を再び持ち上げてみたりして
参拝客の少ないこの辺り一帯の雰囲気を堪能させていただいた。
そして昨晩進んだ道を、再び歩く。
早朝ということもあって、ほとんど人は居ない。
これこそ、本当の伏見稲荷大社の姿、そして信仰のお山の姿なのだろうと一人感慨に耽りながら、静かな参道を歩いた。
そして昨晩辿り着いた熊鷹社に到着したので、再びお参りさせていただき、そして今回はそのままお山めぐりのため、三ツ辻方面へと歩いて行った。