東京から往復新幹線を利用して、日帰りで広島・宮島に行ってきました~。
私は厳島神社にお伺いしたことが無かったので、いつかは厳島神社に行きたいなぁと思いつつ、やはり東京からだとチト遠いと言うことで、お伺いするきっかけが無かった場所なのでした。
けれども、先月結構利用している旅行会社(クラブツーリズム)のHPを見ていたら、東京から往復新幹線(のぞみ)利用で日帰りで宮島観光!というツアーがあって、しかも旅行代金が驚異の¥14,000だった。。。
別の割と良く利用している旅行会社(四●の旅)でも、東京から往復夜行バス利用で厳島神社に行くコースはあるのだけれども、それでも旅行代金は¥24,800だし(まぁこのツアーは厳島神社だけじゃなくて原爆ドームとかにも行くみたいだけれども)、東京から広島までの新幹線利用の片道の値段が¥19,080なのに、往復新幹線利用でこの価格と言うのはお目にかかったことが無かったので、見た瞬間ポチっと申し込んでしまった訳でして(笑)
今考えると、こういうツアーを発見出来たということも、厳島神社にお呼びいただいたんだなぁとぼんやりと思ってしまったのでした。
朝東京駅7:40発の新幹線に乗車して、いざ広島へ。
東京駅から広島駅までは、のぞみ利用でも約4時間かかってしまうけれども、やっぱり新幹線は快適で、おまけに行きは窓際の席だったので、モバイル電源用コンセントが利用出来た。おかげでスマホの電池残量も気にすること無く、音楽を聴いたり、本を読んだり、スマホで厳島神社についてチェックしたり、うたた寝したりしていたら、あっという間に広島に着いてしまった。
広島ってこんなにあっさり来れちゃう場所だったのねん、と思いつつ、広島駅下車。
そして今回はツアーを利用していたので、添乗員さんもいらっしゃり、添乗員さんの案内に従って、宮島に移動。
広島駅からはJRを利用して、まずは宮島口に移動。
新幹線のホームからJRのりかえ口に移動して、そのまま宮島口に向かう電車に乗る。
一人だとこういう時に、どの出口のどの電車に乗らなくてはならないとかチェックしなくてはならないので結構大変だけれども、ツアーだと添乗員さんが全部案内してくれるのでラクチンなんだなーと感心しつつ、JR快速シティライナー(岩国行)というものに乗車した。
この日は広島市内に前日に大雨が降り、各地に避難指示や勧告が出たという状況だったので、この日のJR快速シティライナーにもダイヤに乱れが生じていたけれども、ちょっと遅れた程度で広島駅を出発することが出来た。
そして、電車に揺られること20分程度で、宮島口に到着。
そしてここから、宮島まではフェリーに乗車しなくてはならない。宮島には橋が無いから、車で移動なんていうことは出来ないのだ。
宮島口 フェリー乗り場
今回ツアーで乗船したのは、宮島松大汽船という会社のフェリーだった。
観光地にお約束の顔看板(笑)
ツアーで参加していたので、フェリー乗車券を購入するという手間もなく、スイスイと乗船。
この日はあいにくの雨模様だったけれども、なんとなくフェリー3階部分の窓などが無い場所に腰を降ろす。
そしてフェリーは宮島口を離れ、宮島へと向かう。
10分程の船の旅。
船に乗っている間、思い出していたのは、沖縄の久高島のことや、宗像大社の中津宮にお伺いしたときのこと。
そして、一番思い出したのはイギリスのセントマイケルズマウントに行った時のことだった。
陸地から離れた場所にある聖地のことばかり思い出すのは、宮島にも同じ雰囲気を感じたからだった。
そして宮島桟橋に到着。
宮島桟橋
宮島桟橋で、モンサンミッシェルと宮島が観光友好都市だという事を知り
イギリスのセントマイケルズマウントで感じたミカエルさんと同じように、邪を断ち切るようなものが、ここにはあるんではないかしらん?と思ったりした。
ちなみに余談ですが、モンサンミッシェルは、フランス語で「聖ミカエルの山」と訳すけれど、英語で「聖ミカエルの山」は何て言うかというと、セントマイケルズマウントなんですよねー。
return to the topics
ツアー一行は、お土産屋さんのおばさまの観光案内を受けつつ、厳島神社へと向かった。
このツアーは基本フリーツアーだったのだけれども、厳島神社の初穂料込のツアーだったので、厳島神社を出るまでは団体行動で、ということだった。
そしてフリータイムの集合場所が、とあるお土産屋さんということもあって、そのお土産屋さんのおばさまが観光案内を請け負っているというスタイルを取っていた。
平清盛像
お土産屋さんのおばさまからは、平清盛像の説明を受けたり(西方面<京都>に向かって建てられている、とか)
普段ならば、この辺りには鹿が沢山出没しているけれども、今日は雨が酷いので、山から下りて出勤してきている鹿が少ないとか(笑)
結構こういうツアーも楽しいもんだなぁと思いながら歩いていると
厳島神社の大鳥居の姿が見えた。
雨模様の天気だったせいかも知れないけれど、山々に霧が立ち込めて、それは幽玄な雰囲気を醸し出していた。
そして、それは神様が出現する前触れのようにも思われた。