勅願堂を後にして、境内を散策するも、本当にこちらのお寺さんはいろいろな仏様がこれでもか!ってな位、いらっしゃった。
御心鏡なるものもあったりするし
極楽観音さまとか
三十三変化観音さまとか
釈迦涅槃堂なるものもあったりして
一体何体の仏様がいらっしゃるんだろうと思いつつ、大師堂方面へと歩いて行くと
大師堂に向かう石段左側に水辺に浮かぶお堂があった。
八角万福堂
七福神を祀り、宮島七福神として名所になっているところだそうで。
ここで明らかにスピっぽい人を見て、そういう場所なんだろうなぁと思いつつ、私もお参りさせていただいた。
そして遍照窟という、四国八十八カ所の本尊が安置されたお砂踏み道場への入口があったので、こちらにもお伺いした。
一種、独特の雰囲気があった。こちらの中で写真を撮るのは何となく気が進まなかったので写真はナシです。
そして、大師堂へと向かおうと思ったけれども、一種独特な雰囲気を感じたので、そちらの方にお伺いすると、大聖院の案内パンフレット地図には載っていない小さな祠を発見した。
祠の中を覗いてみると
天狗さんのお面がお祀りされていた。
あ、ここ重要な場所だ、と思って、こちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただいた。
そしていよいよ大師堂へと向かう。
大師堂
蝋燭とお線香をお供えして、こちらにお招き頂いた事に感謝してお参りさせていただいた。
こちらのお堂を取り囲むように西国三十三観音本尊の石仏がお祀りされている。
そして大師堂の裏手には、弘法大師様のお姿があり
一願大師というものがあった。
やっぱり空海さん関連のものに触れると、自ずと高野山のことを思い出し、高野山にお伺いしてからもう一年以上経過することも考えると、そろそろ高野山にもお伺いしなくてはならない時期なんじゃないのかしらん、などと思ってしまった。
広島に居ながら高野山に思いを馳せる自分を自嘲しながら、境内を歩く。
阿弥陀堂
水掛地蔵
愛染堂
薬師堂
そして、魔尼殿へ。
魔尼殿
こちらの摩尼殿というのは
摩尼殿は、弥山三鬼大権現のご祈祷所です。
弥山三鬼堂に同じく、時眉鬼神[じびきしん](大日如来の化身)追帳鬼神[ついちょうきしん](虚空菩薩の化身)・魔羅鬼神[まらきしん](不動明王の化身)の三鬼神を全国唯一お祀りしています。
初代総理大臣伊藤博文は、深く信仰し何度も訪れ弥山登山道の改修にも尽力されました。
~宮島観光協会 HPより引用
というところで、宮島に来たのならば、是非ともお参りしたかった場所でもあった。
境内には参拝客はそれなりに居たはずなのに、私がこちらにお伺いした際には誰も居なかった。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
こちらでじっくりとお参りしていたら、ツアーの集合時間まであと1時間を切っていることに気付き(爆)、慌ててお堂を後にして、お守り等授与所兼納経所で御朱印と塗香を頂戴した。
こちらのお寺さんの塗香は、さすがに不動明王様が本尊というだけあって、とてもスパイシーな香りがする塗香だった。
フリーで来ていたのならば、お寺カフェなるものもあったので、そちらでゆっくりとお茶でもしたかったけれども、いかんせん、時間が限られていたので泣く泣く退散。
本当に不思議なお寺だなぁと思いつつ、大聖院を後にした。