高天彦神社から下って、次に目指したのは高鴨神社だった。
今回風の森バス停というところから、御所駅まで戻ろうとプランニングしていて、乗車するバスは16:29発というものだった。
しかしながらこの時点で15時を過ぎていたので、ほとんど競歩のノリで高鴨神社まで歩いて行った。
そして約2kmの道のりを15分程度で闊歩して、辿り着いたのが高鴨神社だった。
高鴨神社
高鴨神社(たかかもじんじゃ)は、奈良県御所市の金剛山東山麓にある神社。式内社(名神大社)。社格は県社。京都の賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社と称する。
阿治須岐高日子根命(迦毛之大御神)を主祭神とし、下照比売命・天稚彦命を配祀する。
古くは阿治須岐高日子根命と下照比売命の二柱を祀っていたものが、後に神話の影響を受けて、下照比売命の夫とされた天稚彦命、母とされた多紀理毘売命が加えられたものとみられている。ただし、主祭神以外の祭神については異説が多い。現在高鴨神社社務所では、上記の神の他に事代主命・阿治須岐速雄命を配祀するとしている。『特選神名牒』では阿治須岐高彦根命と多紀理比売命としている。「主祭神以外の神は不詳」とする説もある。
当地は鴨氏一族の発祥の地であり、その氏神として祀られたものである。鴨氏はこの丘陵から奈良盆地に出て、葛城川の岸辺に移った一族が鴨都波神社を、東持田に移った一族が葛木御歳神社を祀った。後に、高鴨神社を上鴨社、御歳神社を中鴨社、鴨都波神社を下鴨社と呼ぶようになった。
延喜式神名帳では「高鴨阿治須岐託彦根命神社 四座」と記載され、名神大社に列し、月次・相嘗・新嘗の幣帛に預ると記されている。
~ Wikiより引用
こちらは全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社という、とても由緒ある神社なのだった。
私が訪れたタイミングもあるのだろうけれども、またしてもお伺いした際には誰もおらず、一人きりで参拝させていただくような格好となった。
そして、鳥居を潜る前から、今までお伺いした神社とは違う「気」が漂っていることに気付く。怪しいものとかそういうものでは全く無いのだけれども、明らかに来る人を選んでいるように感じた。
そして、狛犬さんたちにご挨拶して
鳥居脇に御鎮座されている祓戸神社でお参りさせていただく。
そして手水で清めさせていただいて、参道を歩く。
明らかに、神様がいらっしゃる雰囲気バリバリだった。
そして本殿へと続く石段を登り、本殿前でこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
こちらの本殿は写真撮影禁止なので、ご興味のある方は是非とも一度参拝することをおすすめします。
そして境内を散策する。
あいにく工事中のお社もあったりして(ショボーン)
ほぼ駆け回るような格好となってしまった参拝だったけれども、それでも、こちらのお社はとても清浄な空気感に包まれていて、今度お伺いする機会があったら、じっくりと滞在したいものだと感じた。
そして社務所で御朱印を頂戴する。高天彦神社の御朱印もこちらで頂戴できるので、合わせていただいた。
後ろ髪を引かれるような気分になりつつ、こちらを後にしたのは16:10位だった。
こちらはバス停の「風の森」から、徒歩約20分程にある神社なので、ギリギリ16:29発のバスに間に合うと思い、これまた競歩のノリでバス停まで向かって行った。