2016年4月の京都の旅について全て書き切れないうちに、再び京都に行ってきました。今回の旅行記を先に書きたい気持ちが大きい程、いろいろと学びの旅となったので、4月の京都旅の残りはまた時間が出来た時に書きたいと思います。
4月の京都旅では、建仁寺等にお伺いして京都市内の神社仏閣も素敵だなぁと思った。なので、ガイドブックに載っているような京都市内の神社仏閣巡りなんていうのも良いのではないかと、今回GWのお休みを利用して行ってきたけれども、結局は京都市内の神社仏閣めぐりは1日で終了して、2日目に比叡山、3日に吉野に行くという、自分でも予想していない展開となってしまった旅だった。
まぁ、こんな風に自由に行きたいところに行けるのが、一人旅の醍醐味というものでもありまして(笑)
前回の4月の旅は往復夜行バスを利用するという荒業に出てしまい、ちょっと疲れたのもあったので、今回は飛行機を利用した。
羽田空港から関西空港行きのフライトに乗り、1時間ちょっとで関西空港に到着。
そして関西空港から「京都アクセスきっぷ」と言うものを利用して、今回宿泊するホテル(三井ガーデンホテル京都四条)に一番近い駅「烏丸」で降りて、一旦ホテルに行って荷物を預けた。
今回の旅も御多分に漏れずANAの旅作を使用した訳だけれども、GW期間中にも関わらず、往復のフライト&三井ガーデンホテル京都四条 2泊でトータル¥30,000以下という超リーズナブルプライスだった(←シングルルーム利用の一人旅で、この価格はスゴイと思う)
そして京都市内の神社仏閣巡りをスタート。
ホテルのロビーに設置してある自動販売機でバス一日券を購入して向かったのは清水寺。GW期間中ということもあって、バス車内は満員だった。それも京都という有名観光地ということで、バス車内はいろいろな言語が飛び交っていて、それに対応している京都のバスの運転手さんは修行か、と思う位大変な仕事だなぁ、ナンテ思ってしまったりして。
そして清水寺に近いバス停で下車(と言っても、ほとんどの人が下車したバス停では降りずに隣のバス停で下車した訳なんだけれども←なんとなく)
ワタクシ、実は清水寺にお伺いするのが今回初めてだったので、一体どんなところだろうと思ってワクワクしながら行った訳なんですが、、、
門前の参道で既にこの状態(爆)
いや、、、GW期間中の昼間の時間帯に行った私が悪かったんだと思うんだけれども、ここは原宿か?と思ってしまう人の多さだった。バンドのポスターなんかが売っているお店なんかもあったりして、私、思わずドン引き(笑)
おまけに外国人観光客が異様に多く京都に来た筈なのに、耳慣れない言語が飛び交っているという状況は、なんともシュールでした。。。
そしてようやく仁王門に到着。
仁王門
観光客が吸い寄せられるように仁王門の中へと入って行く。
西門
西門の前には立派な龍が居て、私はキャー龍だわー♡とウキウキしてしまったけれども、他の観光客はそんなに関心を示さず、誰にも邪魔されることなく写真が撮れました(笑)
鐘楼
仁王門を潜ると随求堂というお堂があったのだけれども、こちらの辺が、ペラペラの薄い着物を着て、頭を盛っているお嬢さん方の写真撮影会場化していたので、写真を撮るのは止めておいた。
仁王門を潜ってお寺の境内に入った訳なんだけれども、お寺の雰囲気を全く感じなかったのは、やはり来た日にち&時間帯のせいなんだろう、と思いたい。。。
経堂
普段は入ることが出来ないお堂ということだけれども、この日はたまたまイベントがあって中に入れたので、釈迦三尊像様に間近でお参りすることが出来た。けれども、やはり人が多すぎて集中出来ないことにイライラしている自分が居た(笑)
轟門
轟門は解体修理中ということでした。。。
開山堂
そして拝観料¥400を支払って本堂の中に入った訳だけれども、ここにも大勢の人が居た。
テーマパークのアトラクションと化していた鉄の錫杖(爆)
御本尊様にも大黒天様にもお参りする人々の長蛇の列が出来ていたので、それぞれ離れた場所でお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいたんだけれども。。。
やっぱり落ち着かなくて、次第にイライラして疲れている自分が居た。
私は人が多すぎると、人酔いしてしまって酷く疲れてしまう。そして、その場所が例え神社仏閣と言えども、そこに来ている人々の信仰心のようなものが皆無な場合は、普通の街中を歩いているのと同じような状態になってしまう場合が多い。
酷くイライラしてきたので、その場を離れて地主神社に行ってみた。
地主神社
しかし、私はこの神社ではお参り出来なかった(ただ単純に私が疲れていただけかもしれないので、気にしないで下さい)
その後清水寺の納経所で御朱印をいただいた。これほどの人が居るので御朱印を求める人々も多いのではないのかしらん?と思っていたけれども、私がお伺いした際には誰も御朱印を受ける人が居なかったので、すんなりと御朱印をいただくことが出来た。
まあ、そういうことなんでしょう、と一人勝手に納得。
清水の舞台
下から眺めるとこんなカンジ↓
音羽の滝
ここもテーマパークか!って位に長蛇の列だったので、お水はいただかなかった。こちらの前にある御守り等授与所で「音羽の瀧」の水を詰めてご祈祷をした「音羽霊水」というのがあったけれども、それをいただく気にもなれず。
それにしても余りにも人が多かったので、これ以上清水寺境内を散策することは諦めて、清水寺を後にしようとした。
すると目に入ったのがこちらだった。
阿弖流為(アテルイ)、母禮(モレ)の顕彰碑
やっぱりお伺いする時間帯を間違えたんだろうなぁ、と思う。
今度お伺いする機会があったら絶対早朝にしようと心に決めて、訳の分からない言葉が飛び交う境内を後にして次の場所へと向かったのでした。