日蓮聖人御墓・御草庵跡が素敵すぎたので再び行ってみた~身延山に行ってきた【その7】

宿坊をチェックアウトして、向かった先は日蓮聖人御墓・御草庵跡。

昨日もお伺いしたけれども、満足な参拝が出来なかったので、この日は朝一番にお伺いしようと心に決めていたのだった。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡

私は気に行った場所があると、何度でも訪れたくなるタイプの人間なものでして、、、ええ。

朝9時台ということもあってか、誰も居なかった。

竜潜橋を渡る。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡3

2日蓮聖人御墓・御草庵跡4

参道を歩いていると、再び、とてもユニークな狛犬さんたちからお出迎えを受け

2日蓮聖人御墓・御草庵跡5

その聖地へと歩みを進める。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡6

こちらの空気感はとても好きだったりする。

よくよく考えれば、御墓なんだけれども、御墓特有の湿っぽさは全く感じない。

水屋に到着したので、清める。

水屋

2日蓮聖人御墓・御草庵跡8

自然石を繰り抜いたという水盤には、朝日が映し出されてキラキラと輝いていた。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡7

本当に綺麗なところだなぁ、と感慨に耽りながら歩く。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡9

水屋のすぐそばには雫の桜が。

雫の桜

2日蓮聖人御墓・御草庵跡10

ここは

身延山に隣接する下山郷に住んでいた因幡房は、噂に聞いた聖人の教えをひそかに聞きたいものと、夜毎に御草庵をうかがい、かたわらの桜の木の陰に身を潜めては、戸外に漏れる聖人の説法聴聞につとめ、その尊さに信伏して聖人の弟子となることを許されました。

聞法のために、時に夜の更けるを忘れた因幡房の衣は、その桜に宿った雫で、しとどに濡れたところから、その桜は雫の桜と呼ばれるようになり、代を重ねた桜が今に伝わっています。

~身延山久遠寺 HPより引用

というところだったりする。

そして誰も居ない贅沢な時間を満喫しながら歩く。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡12

2日蓮聖人御墓・御草庵跡11

2日蓮聖人御墓・御草庵跡13

「人払い」という考え方があったりする。

御縁がある人が、神社仏閣などにお伺いすると、何故か他の参拝客が居なくなる、とか、いつもはとても混んでいる場所なのに、その人が参拝した時だけ誰も居なかったとか。

つまりは「呼ばれている」と言われる現象の一つで、それは、神社仏閣でお呼びがかかった人が参拝する時には、神様や仏様が余計な人間を介在させない為に起こす現象だとも言われている。

まぁ信じる信じないはその人次第なんだろうけれども、そんな考えがちょっと頭をよぎったのも事実。

私が初めて伊勢神宮にお伺いして御神楽をあげさせて頂いた際にも、何故か御神楽の申し込みをしたのが私一人だけだったということで、伊勢神宮の内宮で一人っきりで御神楽をあげさせていただくという、とても稀有な体験をした。

偶然と言えば偶然なんだろうけれども。

それに似たような感覚を覚えつつも、祖廟拝殿へと辿り着いた。

祖廟拝殿

2日蓮聖人御墓・御草庵跡14

2日蓮聖人御墓・御草庵跡16

2日蓮聖人御墓・御草庵跡17

今朝もお伺い出来たことに感謝してお参りさせていただいた。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡15

いろいろなメッセージをいただいて、涙が溢れてきた。

本当に何故こちらにいらっしゃるお方は、ここまでお優しいのだろうと思った。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡18

2日蓮聖人御墓・御草庵跡19

心ゆくまでお参りをさせていただいた後、御草庵跡へ目を向ける。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡20

本当に心が安らぐ場所だなぁ、と思ってカメラを向けると

2日蓮聖人御墓・御草庵跡22

2日蓮聖人御墓・御草庵跡24

光が差してきて、とても綺麗な光景が映し出された。

御草庵跡

2日蓮聖人御墓・御草庵跡25

2日蓮聖人御墓・御草庵跡26

そして昨日は閉まっていた法界堂へ。

法界堂

2日蓮聖人御墓・御草庵跡27

2日蓮聖人御墓・御草庵跡28

こちらは

聖人の御草庵のおもむきを今に伝えるために、その形を模写・縮小しながら建造したもので、聖人ご在山のご生活を偲ぶよすがとしています。

~身延山久遠寺HPより引用

という所でございまして、こちらでも再びお参りさせていただいた。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡29

2日蓮聖人御墓・御草庵跡30

2日蓮聖人御墓・御草庵跡31

時期と時間帯が良かったのかも知れない。

誰にも合わずに、この聖地を堪能出来たということは。

そんなことを思いながら、この地を後にした。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡32

2日蓮聖人御墓・御草庵跡33

そして、参道脇にあった身延山研修道場というところに目を向けると

2日蓮聖人御墓・御草庵跡35

八大龍王様がお祀りされていた。

2日蓮聖人御墓・御草庵跡34

龍好きな私が、何故この身延山という土地にやけに魅了されるのか分かった瞬間でもあったりした。

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