御神楽をあげさせていただき、満ち足りた気持ちで内宮を後にする。
また、絶対、お伺いさせていただきますと心に誓いながら。
この日は全日本大学駅伝というものが開催されていた。この駅伝は熱田神宮からスタートして、ゴールが伊勢神宮内宮前という、なんとも素敵なコースだったりする。
そういえば、私未だに熱田神宮にはお伺い出来ていないことに気付いた(爆)
内宮前では、スポンサーであるJAさんがお米を配っていた。
せっかくなので私もいただいてみた。
駅伝米?と思って裏を見たら
三重県で生まれた「結びの神」という、なんとも縁起の良い名前のお米だった。
そしてお米と一緒に同封されていたのがこちら。
つなぐ、という全日本大学駅伝をテーマにした漫画だった。この漫画、東京に戻ってから読んだけれども、とても良い漫画で、結局は人は一人だけでは何事もなし得ることは出来ないということを、駅伝というフィルターを通して丁寧に描かれていた。
私事で言えば、このブログを始めて2年ちょっと。とても飽きっぽい性格の私がここまで続けてこられたのも、ブログを読んでくださる読者の方々がいらっしゃることに尽きる。SNSなどでフォローしてくれている皆様や、ブログ名まで検索して、このブログに来てくださる皆様のことを考えると、本当に感謝するのみなのでした。いつも本当にありがとうございます。
朔日の喧噪とは離れている場所へお伺いする。
伊勢神宮内宮駐車場の奥まったところに鎮座されているお社へ。
饗土橋姫神社
宇治橋を守護されている神様。
宇治橋の西詰北側2本目の擬宝珠の中には、橋の安全を祈って饗土橋姫神社の萬度麻が収められているということで、擬宝珠を触って行く人は多いけれども、こちらにお伺いする人はあまり居ないんじゃないか、と思ってしまう。これまで数回お伺いしているけれども、未だかつて参拝する人に遭遇したことが無かったりするお社だったりする。
こちらはいつもピリッとした空気感が漂っている場所。今回も自分を正して、お参りさせていただいた。
そして津長神社へ。
津長神社
こちらは、栖長比売命(すながひめのみこと)様が御鎮座されている。
その昔、五十鈴川をさかのぼってくる船の船着き場があったろいう。倭姫命もここに上陸され、この神社を定めたと伝わる。祭神は水の神。
~『お伊勢さんを歩こう』 より引用
こちらでも久々のお参りになってしまったことを詫びて、参拝させていただく。
津長神社には新川神社と石井神社も御同座されています。
そして、大水神社にもお伺いする。
大水神社
こちらの御祭神は大山祇御祖命(おおやまづみのみおやのみこと)様で
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子で、倭姫命が定められた。
~『お伊勢さんを歩こう』 より引用
というお社。こちらには、川相神社、熊渕神社も御同座されています。
個人的には、このお社の裏手にある木がスゴイと思っている。
参拝を終え、伊勢神宮のカレンダー「奉賛こよみ」を手に入れる為に神宮会館へ向かう。
そろそろ全日本大学駅伝もゴールする時間に差し掛かってきているためか、内宮へ向かう道の両脇には各大学の応援団が、それぞれのパフォーマンスをしていた。
チアリーディングや応援団の声援、そして太鼓やトランペットの演奏が鳴り響く伊勢というのも、それはそれでいいものだなぁ、なんて思ったりした。
神様も賑やかなことや楽しいことは大好きですからね。