伊勢神宮内宮で御神楽をあげさせていただきました

再び内宮へ移動。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽2

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽3

本当に伊勢というのは、美しいところだなぁと感慨に耽りながら、参道を歩く。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽4

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽5

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽6

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽7

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽8

再び手水で清めて

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽9

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽10

五十鈴川で更に清めて

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽11

お伺いしたのは、神楽殿。

今回伊勢に来た最大の目的は、内宮で御神楽をあげさせていただくことだった。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽16

「伊勢へ行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」(『伊勢音頭』)江戸時代、国民の6人に1人が神宮にお参りしたという“お蔭参り”。このお蔭参りで人々の一番のあこがれは、伊勢で“大々神楽”をあげることでした。

大々神楽の「神楽」とは、神遊びともいって、わが国の上古から神事に用いられてきた歌舞です。大御神の広大な御神恩に感謝のまことをささげるために奏するものですが、それと共に皇室の弥栄、国家の平安、町や家の安全、心願の成就などの御祈祷がなされました。

現在もこの伝統に基づき、内宮・外宮の域内には内宮神楽殿・外宮神楽殿がそれぞれ設けられ、参拝者の御祈願を大御神におとりつぎしております。

~伊勢神宮 HPより引用

私が最初に伊勢神宮にお伺いした時にも、御神楽をあげさせていただいた。その時はGW真っただ中だったのにも関わらず、天候が非常に悪かったせいか、御神楽を申し込んだのが私一人だけだったので、一人で御神楽を拝見させていただくという、非常に稀有な体験をした。

ただ、その頃は神社仏閣めぐりをしていなかった頃なので、これが普通だと思っていた(爆)

今回伊勢神宮で御神楽を、と非常に強く思ったのは、出雲大社での御祈祷で非常に残念な思いをしたというのが大きい。出雲大社での御祈祷中に、ずっと「伊勢に行かなければ」と思っていた。

それほど、伊勢神宮の御神楽というのは、素晴らしいものなのです。

神楽殿で御神楽の申し込みをすると、出雲大社の御祈祷の申し込みとは雲泥の差と思えるほどの、対応の良さ。これだけでも伊勢神宮に来たかいがあったと思える程だった。

御神楽が始まるまでには、御神楽を申し込んだ人だけが入れる専用の待合所もあります。出雲大社みたいにパイプ椅子に座って待つなんてことはありません。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽12

お茶類もいただけます(出雲大社はそういった類のサービスは一切ナシよん♪)

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽13

私が待合所に着いた時には、誰も居なかったけれども、流石に朔日ということもあって、数十分したら、この待合所が人で溢れかえる状態となった。しかし、さすがに伊勢神宮で御神楽あげるという信仰心の篤い人は、皆スーツ姿や着物姿などの正装している人ばかりで、私も嬉しくなってしまった。

待っている間も伊勢神宮のビデオ(『第六十二回神宮式年遷宮ー総集編』のDVD)が流れていたので、それをじっくりと見ていた。

団体さんも多かったのだけれども、皇室関連の皆様がビデオに映し出されるとお喋りをやめて、しーんとなるのが、とても印象的だった。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽14

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽15

そして神楽殿に移動してくださいと案内があるので、民族大移動のように神楽殿へ移動。

御神楽が始まる前に、写真撮影はご遠慮ください、携帯電話などは音が鳴らないように注意してくださいとの案内を受け、きちんと全員お祓いしていただいた後に、御神楽は始まった。

それぞれの祈願を大神様に取り次いでいただく。

その際には、誰も何も言わなくても、頭を下げる。

自分の住所と名前と祈願を大神様に取り次いでいただくために読み上げていただいた時には、自分自身も同じように祈っていた。

そして、それは大神様が降りられてくる瞬間を感じ取った時でもあった。

その後は、御神楽の舞が執り行われる。

その舞はとても素晴らしく、伊勢神宮の御神楽は¥15,000~と値が張るものだけれども、この舞を大神様に奉納できるということを考えれば、その値段以上のものがある。

今回私は御神楽のミニマムの金額である¥15,000で御神楽を申し込んだ。お金で物事を図ってはイケナイんだろうけれども、出雲大社の御祈祷では¥5,000支払って嫌な思いしかしなかったことを考えると、この¥15,000というのは、とてもお安く感じた。

¥15,000の御神楽だと、普通は倭舞という巫女さんが舞う神楽しか行われないはずなのだけれども、今回は倭舞にプラスして、人長舞という一つ上のクラスの御神楽を拝見することが出来た(この回の御神楽に大々神楽で申し込んだ方がいらっしゃったのだと推測する)

初めて見る人長舞は、とても神々しくて、大神様もとてもお喜びになられていた。

本当に伊勢神宮の御神楽は素晴らしく、出雲で溜まっていたフラストレーションのようなものが全て吹き飛んだような気になった。

そして、御神楽は終了して、名前が呼ばれた順に左手にある窓口でお神酒を直接いただき、御神札と神饌(おさがり)を頂戴した。

この御神札というのは、神宮大麻とは違って「天照皇大神宮大々御神楽祈祷大麻」という御神楽をあげた人でしか手に入れられないものなのです。

「天照皇大神宮大々御神楽祈祷大麻」はさすがに写真にアップ出来ないので、入っていた箱で御勘弁。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽17

神饌も入っています。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽18

小さいサイズの御神酒も入ってます。

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽19

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽20

そして、初穂料の領収書も、キチンと筆書きされているものがいただけます(出雲大社の御祈祷は申し込み用紙が複写式となっていて、その自分が書いたものが領収書となっているのです、、、)

2015年11月伊勢神宮朔日参り内宮御神楽21

伊勢神宮で御神楽をあげさせていただいたという、自分の自己満足だけなのかもしれない。

けれども、伊勢神宮に行って御神楽を上げたい!という気持ちに従ったら、こんなに良い気分で参拝できて、とても晴れやかな気分になれた。

これも天照大御神様のご神徳としか思えない自分が居た。

やっぱり伊勢神宮は素晴らしい。

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