【その8】大神神社 Part 1 6th Nov, 2013

朝7:00起床。なかなか起きられなかった(トホホ)その後身支度をして朝食をいただく。
室生寺山が一望出来る場所での朝食は、とても美味しかった。

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室生口大野駅に行くバスの始発が9:50だったので、それまでどうしようかしらん?と思って、民宿のお母さんにバスの時間って、9:50ですよねーって確認したら、駅まで車で送って頂ける事になった。ホントお世話になりっぱなし。。。感謝。

ホント素敵な民宿でした。民宿むろうさん。室生にご宿泊の際は是非ー☆
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駅まで送って頂いて桜井駅まで移動。

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桜井駅で下車して荷物を桜井駅のコインロッカーに預ける。

三輪駅にはコインロッカーが無いとインターネットで調べて知っていたので、安全第一で荷物は桜井駅に置いておくことにしたのです。荷物もってウロウロしている時間も勿体無いと思ったので。

JRで桜井駅から三輪駅まで移動する。電車が素敵。

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そして三輪駅に降り立つ。室生口大野駅よりも小さい駅。
もちろんコインロッカーはありませんでした。

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三輪には行かなくてはならない、ってずっと思っていた。 けれども、まだ時期じゃないってずっと感じていた。 しかし今回は行くべきなんだと思った。いろいろな意味で。 元々三輪という土地には敬意に近い脅威を感じていて、 下手な気持ちじゃ近づいてはいけない場所だと思っていた。

昔から三島由紀夫が好きでよく読んでいたのだけれど、 その中でも『豊饒の海』の一連の作品は、何度読んでも 不思議な感情が入り乱れてしまう作品だった。 そしてその『豊饒の海』の第二巻は、この大神神社から物語は始まる。 まだ神社巡りをしていなかった時は、大神神社って良く分からなかったので、 どこに位置しているのか等あまり念頭に置かずに読んでいた。 けれども、神社巡りをして、大神神社の事を知るようになり 『豊饒の海』の主人公の本多が清顕の生まれ変わりとして勲を滝で見た時の、 その滝が三輪山の滝だったという事を知って愕然とした記憶がある。

「又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」


大神神社への道案内を頼りに歩いて行くと、大神神社の二の鳥居が見えてきた。 いきなり光が差してきて、歓迎して頂いているような気分になった。

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鳥居をくぐると、凛とした厳しい雰囲気をしっかりと感じた。

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まずは祓戸神社にお伺いして

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手水舎で清める。しっかり巳さんがいらっしゃいます。

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豊饒の海 第二巻 奔馬 (ほんば) (新潮文庫)』では大神神社は次のように説明されています。

 官幣大社大神神社は、俗に三輪明神と呼ばれ、三輪山自体を御神体としている。三輪山は又単に「お山」と称する。海抜四百六十七メートル、周囲約四里、全山に生い茂る杉、檜、赤松、椎などの、一木たりとも生木は伐られず、不浄は一切入るをゆるされない。この大和国一の宮は、日本最古の神社であり、最古の信仰の形を伝えていると考えられ、 古神道に思いを致す者が一度は必ず詣でなければならぬお社である。

「みわ」の語源には二説あって、古え酒を醸した素焼の器の瓺(みか)の訛であるという説と、韓音の米醞(みおん)の義だとする説とがある。神酒(みわ)と神そのものとを同一視して、神(みわ)と訓ずるように なったのである。祭神大物主大神は大国主神の和魂であり、古くから酒造の神とする信仰があった。

三島由紀夫 『奔馬ー豊穣の海・第二巻』より

 不浄は一切入るをゆるされない場所。それが大神神社。

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拝殿前には一生懸命祈っていらっしゃる方もいる。
私もこちらにお呼び頂いた事に感謝申し上げた。

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よくブログ等で巳の神杉の写真を撮られている方を見るけれど、私には恐ろしくてそんな真似は出来ない。

というよりも、この杉を撮ってはイケナイと思い、杉の写真自体撮らなかった。 それだけ、何かがある気がしてならなかった。 って、これ書いてたら勝手にパソコンが再起動されて、やり直し状態になってしまって、 書かないほうが良いと思える部分を削除したら、やっとここまで書けた、、、

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