不動堂を後にして、木の根の道へ。
木の根の道
この道を歩いていたら、一本の木が何かを言いたげに、ギコギコ幹を揺らしていた。風なんか全く吹いていなかったのに。私の先を歩いていた一人の若者も、不思議そうにその木を見つめていた。
山の中は不思議なことが起こります。
奥の院魔王殿に到着。
手水もあります。
奥の院 魔王殿
650万年前、金星より地球の霊王として天降り地上の創造と破壊を司る護法魔王尊が奉安される。累々と石灰岩の重なる柵内は、日本庭園の源流といわれる磐座である、と鞍馬寺山門入口で頂いたリーフレットには書かれていた。
そして鞍馬寺で販売されていた書籍には下記のような記述もあった。
ご存じのように、地球は一つの大きな磁石で、N極とS極からの磁力線が網の目のように交錯しています。地形によって数多くの磁力線が複雑にからみあう所があり、そこでは強大なエネルギーが渦を巻いて、高次元の神霊と同調する波動を発振しています。で、このような地点はたいてい聖地とされており、奥の院一帯もその一つなのです。
~『すべては尊天にてまします-鞍馬山の教えのあらましー』 より引用
いろいろメッセージを頂く。
そして、奥の院を後にして、貴船方面へ歩いていく。
鞍馬から貴船のルート、特に奥の院から貴船までは下るだけなので、ラクチンだった。逆に言うと、貴船から鞍馬のルートは奥の院まではひたすら登らなくてはならない。
途中、昼間でも暗いところがあるので、やっぱり女子の一人歩きは気をつけた方が良いかもしれません。一人歩きする場合は、人の多いシーズンに行く方が無難です。
意外に貴船から鞍馬へのルートを歩く人が多く(ほとんどカップル)、皆様一様にゼーゼーされていたのが印象的でございました。
鞍馬から奥の院までは道が結構整備されているけれど、奥の院から貴船までの道は、登山道というカンジなので、歩きやすい靴で行った方がいいですよ。
不動明王様もいらっしゃいました。
貴船に近づくにつれ、川のせせらぎの音が聞こえて来て、龍の気配を感じ始めた。とても強い水のエネルギー。
そして貴船側から鞍馬山への参拝口の西門に辿り着いたのでした。