ここ数日、鞍馬山に行った時のことを書いている訳だけれど、鞍馬山に行っている最中には、イカスピ(=いかれたスピリチュアル、つまり精神世界にだけ逃げ込んで、地に足がついていない人)の連中には会わなかったのは幸いだった。
年末に行ったということもあって、普通の観光客やハイキングを楽しんでいる老若男女などなど、普通に良いところだった訳で。行くまでは、鞍馬山はレイ●の聖地ということなので、正直出来れば行きたくない場所だったけれど、まぁ、行ったタイミングも良かったということなんだろう。
私はレイ●に限らず、商業的スピリチュアルっていうのは、大嫌いである。天使とかなんちゃらヒーリングとか、パワーストーンとか、その手のヤツ。
旅の情報を調べるためにネットを見ていたら、間違ってイカスピの書いたブログなどにぶち当たった時の落胆と言ったら、、、その手の人の書いたものからは「卑しい」波動しか出ていないんだな、これが(爆)
「癒し」は「卑しい」に似てるからね。
儲かる仕事の条件というものがある。
利益率の高い商売
在庫を持たない商売
定期的に一定額の収入が入ってくる商売
資本ゼロあるいは小資本で始められる商売~ 起業してほぼ確実に成功する方法より引用
占い師やヒーラーなど、目に見えないことを金儲けに利用している仕事は確実にこれらの条件を満たしている。
例えば、レイ●の場合は、利益率はとても高い。
レイ●ティーチャーになるためには、1st, 2nd, 3rd, 師範コースというものを取るのが一般的とされている。とあるHPで値段を調べたら
- 1st ¥30,000
- 2nd ¥40,000
- 3rd ¥50,000
- 師範 ¥162,000
と、トータルで¥300,000程。
ビジネスとして見てみると、一人から確実に¥300,000程度の収益が見込める、とても美味しい事業だと思う。
でもさ、やっぱり、目に見えないことで、商売しちゃいけないって思うんだよね。
鞍馬寺で販売されていた『すべては尊天にてまします-鞍馬山の教えのあらましー』という本を読んでいたら、超能力について書かれている箇所があった。
そして人と違うことを感じ取る、人と違う物や音を、見たり聞いたりする、そういう人がいるんです。これが超能力のひとつのあり方です。過去の能力、人間より低次元の能力で、低い方にはみ出した能力です。この段階でも人間に分からないことを教えてくれる場合がありますから、よくよく注意しなければなりません。
本当の超能力は、高い所にあって神霊とつながっています。高い方にはみ出した能力が本当の超能力なんです。
高次元の超能力は尊天と合一しさえすればひとりでに身につきます。超能力を身につけるために修行するというのでは逆です。そこを間違わないで下さい。また超能力が身についたとしても、それを見せ物にしたり金儲けの材料にしてはいけません。邪道ですから、いずれは身を滅ぼします。くれぐれも心したいものです。
そういえば、ついでにもう一言つけ加えておきましょう。次のような自称超能力者には、一応の警戒心が必要だということです。参考にしてください。
- まず、超能力を誇示する。
- 自分は神仏の化身だとか聖者や救世主の再来だなどと宣言する。
- 奇妙な物を売りつける。
- 高額の金銭を強要する。
- 医師をけなす。
- 科学的真理をむきになって否定する。
- 自分たちの組織に強引に勧誘する。
これには、よくよく気をつけなければなりません。
~『すべては尊天にてまします-鞍馬山の教えのあらましー』 より引用
*黒字は私が強調いたしました。
皮肉にも、レイ●の聖地と言われている、鞍馬山にある鞍馬寺で販売されていた小冊子に、本当のことが書かれていた。
今あるほとんどのレイ●ヒーリングやらアチューメントっていうのは、どちらかというと低いほうにはみ出した能力だよね、と思った。
そりゃ、そんなもん利用していたら、破滅への道まっしぐらっていうことで。