唐突に行かなければと感じた場所があったので、行ってきました。赤坂の豊川稲荷東京別院。
赤坂見附駅のB出口から徒歩5分程度のところにあるのですが、回りは近代的なビルばかりなのに、そういう所にひょっこり神社仏閣があるのが、東京の面白いところですよね。
豊川稲荷東京別院というのは、「お稲荷さん」という名前からして、神社と思ってしまうけれど、実は曹洞宗の寺院で、豊川稲荷 妙厳寺(愛知県豊川市)の、唯一の直轄別院(飛び地境内)であるということです。
この日は連日の猛暑から一転、平均的な気温に落ち着いた日で、なおかつ湿度もそんなに高くありませんでした。そして境内に入ると風が吹いてきて、とても気持ち良く感じたのでした。
平日の午前中だというのに、参拝する人の姿がちらほら。中でも近隣のサラリーマンらしき中年男性の姿を多く見かけました。さすが商売繁盛のご利益で有名な場所だなぁ、と思いつつ、手水で清めさせて頂きました。
手水
龍がとってもイイカンジです。
赤坂豊川稲荷別院本殿正面
本殿の中に入れるということだったので、靴を脱いでお参りさせて頂きました。赤坂豊川稲荷の方より「こんにちは」とお声掛け頂いて嬉しかったりして(←これだけで、私の中でこちらは良い寺院だと認定ー笑)
本殿の中でお札や御守りなども頒布されていて、その中でも種類が6種類ほどあるご朱印帳が、とても美しかったので一冊購入してしまいました(←これじゃご朱印帳コレクターになっちゃう~と思ったけれど-爆)それと、直感で頂いた方が良いんじゃないかと思ったお札も頂きました。
ご朱印帳
すごく華やかで綺麗だと思いませんか??? なかなかここまで華やかなものは見かけないもので♡
授与品は火打ち石で清めてくれてから、参拝者に渡すシステムらしく、私は結構多くの神社仏閣に行っていたつもりだったけれど、こういったことをして頂けるところはこちらが初めてだったので、超びっくりしてしまったのでした。お札のみならず、ご朱印帳も清めて頂けました。
ご朱印自体は「御祈願受付」と書いてあるところで頂けると教えて頂いたので、そちらに伺いご朱印をお願いすると10分程度かかるということだったので、ご朱印帳を預けて境内散策へ。
招福利生大黒天
こちらは平成20年5月に遷座された大黒天さまということらしいです。ご真言を唱えて、お参りさせて頂きました。
そして境内を歩くと、お稲荷さん天国ってなくらい、お稲荷さんだらけでした。
霊狐塚
↑こういうの初めて見ました。。。
開基大岡越前守忠相公御廟
豊川稲荷東京別院は、大岡越前守忠相が豊川稲荷から吒枳尼天(だきにてん)を勧請し、屋敷稲荷として自邸で祀ったのを由来とする、ということらしいです。
子授霊狐
三神殿
こちらは三つお社が連なっているところで、まず左側には
徳七郎稲荷
徳七郎稲荷さまは円満な対人関係をもたらすお稲荷さまです。戦後混乱と辛苦の人の生活に明るい対人関係を与えてくださったと云われております。
と書かれていました。
中央には
宇賀神王
宇賀神王さまは、福を生み金運を得、保食の神様として知られ、衣食住には欠く事の出来ない神王さまです。
と書かれていました。
そして右側には
太郎稲荷
太郎稲荷さまは、健康を守る飛行自在のお稲荷さまだそうです。
そして三神殿の後ろには、愛染明王さまもいらっしゃるのです。
愛染明王
まだまだお参りどころはあるのですが、ちょっと長くなっちゃったので、Part2に続きまーす。