美味しいお出汁は比叡山水系地下水から~ 本家尾張屋 本店で美味蕎麦をいただく

いつものところにお参りさせていただいた後、京都市内の宿に戻る。

今回は烏丸御池にあるホテルに宿泊した。

京都駅から地下鉄で烏丸御池まで移動したのだけれども、地下鉄内にも、そして烏丸御池の駅からホテルまでの道も、ほとんど外国人観光客の姿は無く、かえって東京の方が外国人観光客が多いような気がした。

いつもは旅に出る前には、宿泊予定のホテル近くにある有名な飲食店などにも行こう!なんて考えているのだけれども、実際に京都に降り立つと、観光客の多さに人疲れしてしまい、結局ホテルにこもって終了、というパターンが多い。

しかしながら今回は、人疲れもせずにホテルに到着できたことに喜びを隠せず、チェックイン後に、意気揚々とホテル近くにある、前から気になっていたお店へと向かった

御用蕎麦司 本家尾張屋 本店

ネットでチェックすると行列必須のお店とのことだったので、今回はどうかしらん?と思ってお店の前まで行くと、行列は出来ていなかった。

まぁ夕方だしねーということで、のれんを潜る。

一人ですけど良いですか?とお店の人に尋ねると、どうぞお二階へ、との案内を受けて、二階のテーブル席に腰を下ろす。

この時点では、二階のテーブル席に居たのは私一人だったので、この状況は、、、と恐れおののいてしまったけれども、しばらくしたら、お客さんが多数やってきたので一安心。

多くのお品書きの中で、宝来そばが有名だということ知りつつも、冬の寒い時期だったので、暖かいお蕎麦をいただくことにした。

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まずはお出汁を一口。

すると、まるで良いワインを飲んだかのように口の中に広がる旨味に驚いてしまった。こんなに美味しいお出汁をいただくの、生きていた中で初めてかも知れない、と思いながら、お蕎麦をすすると蕎麦感を主張しすぎないお蕎麦が故、お出汁とのハーモニーが抜群だった。

更に九条ネギの鼻に抜ける爽やかさとお肉の豊潤さが絶妙で、思わず一気に食べてしまった(笑)

京都で京都らしいと言われているお店でお食事をいただいたこともあるけれども、ここまで美味しいお出汁に出会ったことがなかったので、今までこちらに来なかったことが悔やまれると同時に、京都の食の深さと言うものを思い知らされた。

それにしても、何故ここまでお出汁が美味しいのだろう?と思い、尾張屋さんのHPを見たら

豆腐、湯葉、生麩。水質の良い地下水に恵まれている京都には、水に支えられている食べ物が数多くあります。その筆頭はなんと言っても「だし」ではないでしょうか。

尾張屋の蕎麦だしも、京都の良質な地下水なしに語ることはできません。この町で商いをし、蕎麦をつくり続けられるのは、この豊かな水のおかげです。

京都は昔から地下水に恵まれており、北と東西三方の山から流れ込む地下水の埋蔵量は、琵琶湖の水量とほぼ同じともいわれます。御所の南にあたる車屋町二条下ルのこの地には、比叡山水系の地下水が流れています。

現在地下50mまで掘った井戸から水を汲み上げ、一度麦飯石で濾過したものを日々のだしづくり、蕎麦打ち、菓子づくりに使っています。

尾張屋本店 HPより引用

と書かれていた。

東京でもこだわっている京料理のお店は、京都から水を運んでいると言うし、また、水が美味しいところで開業した有名ラーメン店が東京に出店したら、まるで別物の味になってしまったという話もある程、水というものは、食べ物の味を左右するのだということを改めて実感してしまった。

そして尾張屋さんのHPを見ると、十二代目の当主の方が信心深く、以来毎月本店に禅宗のお寺からお坊さんがお見えになり代々のご先祖様にお経をあげていただいているということを知った。

こうやって表立って信仰を謳っているお店は珍しいのかも知れないけれども、私が通っているところでもそういった御商売をされている方にお目にかかることが多いし、とても熱心にお参りされている姿を見ると、信仰というものは、回りまわって人々を幸せにするものなのだということを改めて思い知った。

とても美味しいお蕎麦をいただけたことも、今回の旅のご利益の一つなのでしょう。

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