絶版書を求め~国立国会図書館に行ってきた

神仏関係の本と言うのは、入手しようと思った時に手に入れておかないと、絶版になることが多い。

私事で言えば、数年前にAmazonで1,800円で入手した『霊能一代』という本がいつの間にか絶版になっていて、現時点では4万円程の値段で取引されていたりする。

なので興味のある本は出来るだけ購入するようにしているのだけれども、書店やAmazonで手に入れられない本は図書館で借りて読んでいる。

けれども、今回近くの図書館でも扱っていない本がどうしても読みたくて、国立国会図書館まで行ってきた。

国立国会図書館

有楽町線の永田町駅2番出口から歩いて5分程度のところに国立国会図書館はある。

手前に本館があるのだけれども、今回は超久しぶりに利用するので、新規登録をしなくてはならず、利用者登録が出来るという新館に行く。

新館入口にある新規受付のところで、必要事項を記入して、身分証明書(運転免許証など)を提示して本人確認を済ませて、待つこと10分程度で登録利用者カードが発行される。

この登録利用者カードがあれば国立国会図書館を利用することが出来るという訳で、まず荷物をコインロッカーに預け、貴重品等必要なものを透明なビニール袋に入れて、登録利用者カードをかざして、国立国会図書館のゲートを通過。

そして館内にある端末で読みたい資料を請求して、待つこと20分程度で資料が図書カウンターに到着するので、そちらでピックアップ。

国立国会図書館は館外貸し出しはしていないので、この中で読み込まなければならないのだけれども、1著作物の半分までコピーすることが許されているということで、気になる部分はコピーしてもらった。

このコピーは自分で行うことが出来ないので、館内にある端末から「複写申込書作成」を印刷して、複写カウンターまで持って行き、コピーをお願いしなくてはならない。

コピーが仕上がるのも、30分程度かかるので、時間には余裕を持っておいた方が無難。

けれどもこの労力を持っても、この情報を知ることが出来て良かったという満足感と共に、国立国会図書館を後にした。

国会議事堂もこうやって見ると綺麗ですね。

今の時代、インターネットである程度のことは調べることは出来るけれども、やはり書籍には叶わない部分が大きい。

良い本と、売れる本は同じとは限らない。

そして良い本が絶版にならないように、やはり出来るだけ、買えるものは買った方が良いのだろうと思ったりした。

ちなみに今回私が国立国会図書館まで出向いて読んだ本は『異神―中世日本の秘教的世界』という本です。

機会があればご一読くださいませ。すごいから。


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