蘖(ひこばえ)はすくすくと~鶴岡八幡宮へ再び

建長寺前からは鎌倉駅行きのバス停があったけれども、歩いても25分程度だということ、そして休日の鎌倉は渋滞しているイメージがあったので、バスに乗っても同じ位の時間がかかってしまうのではないかと思い、歩いて鎌倉駅まで戻ることにした。

そして建長寺から鎌倉駅方面に向かっている最中、以前にこの辺りを歩いたことがあると思い出し、そのまま鶴岡八幡宮の新宮へと歩いている自分が居た。

今回こちらにお伺いする意図は全く無かったことを考えると、これも呼ばれていると言わざるを得ないのだろうと思いつつ。

誰も居ないと思いきや、新宮に到着すると恐らく鶴岡八幡宮の警備をされていらっしゃると思われる方が巡回でやってきた、という場面に遭遇する。

拝殿前できちんと脱帽して一礼を捧げている姿を見て、誰も見ていないのに、こういうことをきちんと行われていることに敬意を表したくなった。

その警備の方が巡回を済ませたと思われたので、目礼しつつ入れ替わるように境内にお邪魔した。

ほぼ2年ぶりとなってしまったけれども、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。

こちらは、本当に不思議なところ。

そして鶴岡八幡宮の喧噪とは離れたこの地に御鎮座されているということの意味を考えつつ。

そしてお参りを済ませて、鶴岡八幡宮の境内を通って鎌倉駅に戻ることにした。

手水で清めて

本宮へと向かう。

もうここからは本当にカオスと言える位、沢山の参拝客や観光客で溢れかえっていて辟易としてしまったというのが正直なところだったけれども、やはり本宮でお参りさせていただくと、新たなるお力をいただけたような気分になってしまった。

そして大石段を降ると、樹齢1000年と言われていた大銀杏が倒伏してしまった際に残された蘖(ひこばえ)の姿が見えた。

2年前にお伺いした際に撮影したものが、これ↓なのだけれども

鶴岡八幡宮16

2年という年月を重ねて、すくすくと立派に成長しているその姿をみて、感動してしまった。

自然というものは、本当に素晴らしい。

もう午後3時を過ぎているというのに、多くの人々がこの地を訪れていた。

鶴岡八幡宮から鎌倉駅までは、沢山の素敵なお店が立ち並んでいる観光スポットなのだけれども、今回は段葛を歩いて鎌倉駅まで戻ることにした。

段葛(だんかずら)とは、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮の参道、若宮大路のなかで、二の鳥居から鶴岡八幡宮までの車道より一段高い歩道をいう。終着点には三の鳥居があり、鶴岡八幡宮の境内へと到る。神奈川県指定史跡。

Wikiより引用

この段葛を歩く人はあまり居ないと言うこともあり、すいすいと歩く事が出来て、あっという間に鎌倉駅近くの二の鳥居に到着。

こちらにはとても大きな狛犬さん達がいらっしゃり

その愛らしくも楽し気な表情に、思わず心が和んでしまった。

そして鎌倉駅前にある井上蒲鉾店さんで美味しそうな小判揚と「武士(もののふ)」なるしんじょのおやきを購入して、鎌倉散策終了。

鎌倉駅に到着したのが、まだ16時台ということもあり、帰りの電車にも座って都内まで戻ることが出来たので、やはり人気観光地へのお参りは早め早めに行動が大切だということも改めて実感してしまったのでした(笑)

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