三峯神社にお伺いして、3週間程続いていた肩の痛みが無くなったことに始まり、いろいろ御神徳をいただいたので、お礼参りに行かなくてはと思い、行ってきました再び秩父へ(笑)
前回はバスツアーで行った為、滞在時間が限られていて、イマイチ自分自身でも納得していない部分も多かったので、今回は公共交通機関を利用して自力で行ってきました。
西武池袋駅を7:05に出発する快速急行長瀞三峰口行きという電車に乗り
スマホのアプリの乗り換え検索結果だと、8:49には西武秩父駅に到着している予定だった。
しかし、到着したのは何故か長瀞(爆)
と、いうのも
秩父線(秩父鉄道)との直通電車は平日1往復・土休日2往復運転されています。平日は飯能駅発着の通勤・通学用(朝に秩父線→西武線、夜は逆)、土休日は池袋駅発着の観光用(午前に西武線→秩父線、午後は逆)で、秩父線の三峰口駅と長瀞駅まで直通します。
長瀞行は、西武秩父駅の1つ手前の横瀬駅で切り離され、西武秩父駅を経由せずに秩父線御花畑駅に向かいます(三峰口行は西武秩父駅を経由します)。
途中の飯能駅で進行方向が変わりますので、前後が逆になります。それぞれの車両の行先は、白い電車の車両側面の方向幕部分にも「この車両は長瀞ゆき」などと表示されています。秩父遊歩 より引用
ということで、私は横瀬駅で切り離される長瀞行きに乗車したままだったということで、、、車内では音楽を聞いていたので、そういったアナウンス関連が一切耳に入ってこなかったのだった(爆)
なので、当初西武秩父駅から9:10に発車する三峯神社行きのバスに乗ろうと思っていたけれども、その計画がおじゃんとなってしまった訳でして。
このパターンって、9月に出雲地方に行った際に、八重垣神社に行こうとして、最初に神魂神社に行ったパターンに似ているなぁと思いながら(本当に神社が好きな人に行って欲しい~神魂神社へお伺いしました、という記事にしてます)、最初に長瀞の地に降り立つように神様に仕向けられたことだとポジティブに解釈した(笑)
前回長瀞に来た際には、お目にかかることも無かった長瀞駅内のお社も見る事も出来たし
もうなすがままよ、と長瀞駅で降りた。
長瀞というのは、前回のバスツアーでお伺いした宝登山神社があるところ。
前回のバスツアーは、宝登山神社の参拝時間が30分しか設けられていなかったので、満足するお参りが出来なかった神社でもあった。なので、再びお伺いしたいとは思っていたけれども、まさかこういう形で再びお伺いすることになるとは思わず、、、
駅から少し歩くと、白い大きな鳥居が目に入ってきた。
宝登山神社 鳥居
バスツアーで来たときには見られなかった光景だったので、とても感動してしまった。
参道にはお犬様のような木彫りの像があったり、良いカンジのお店があったりした。
そして宝登山神社に到着する。
宝登山神社
鳥居前の大絵馬が来年の干支の「猿」になっていた。
鳥居を潜ると、前回お伺いした時と空気感が圧倒的に違っていた。
とても清々しい。
朝9時台ということで、お参りしている人はちらほら数える程度だったことも関係しているのかも知れないけれども、本当に空気がとても澄んでいた。
そして手水で清めて、石段を登る。
こちらに再びお招きいただいた事に感謝して、お参りさせていただいた。
そして、前回お伺い出来なかった水神社にお伺いする。
水神社
神楽殿わきから湧き出る水の神をおまつりしたお宮です。
常に清い水が流れ出ており、御神水として受けて行かれる参拝者もみられます。
~宝登山神社 参拝しおりより引用
という神社だったりする。
ただ、飲用は自己責任でね、という案内が出ていました。
朝9時台だったので、境内を神社の方が清掃されていた。なので、各摂社末社にはお伺いするのは後にしようと、次に向かったのは奥宮。
宝登山頂へは、歩いて行くと1時間程度だけれども、ロープウェイを利用すれば5分で到着できるのです。
ロープウェイは30分に一本程度。
私が山麓駅に到着したのが9:50分頃だったので、10分程待って、10時のロープウェイに乗車。
山頂に到着。
山頂駅を出ると、とても美しい光景が広がっていた。
とても女性的な優しい雰囲気のするお山だな、とちょっと感慨に耽っていたけれども、いかんせん、この日は絶対三峯神社にお伺いしなくてはならないと考えていた。
そして三峯神社行きのバスというのが、休日でも西武秩父駅から、9:10、10:10、12:15、14:05、15:05と5本しか出ていなくって、しかも三峯神社から西武秩父駅行きの最終バスが16:45だったりする。
なので、仮に14:05のバスに乗車したら、三峯神社に到着するのが、15:20となり、最終バスまでの時間が1時間ちょっととなってしまうので、今回自力で来た意味が無くなってしまうと考え、12:15発のバスに乗ることを目標とした。
そして西武秩父駅12:15発の三峯神社行きのバスに乗車するためには、長瀞駅を11:10発の電車に乗車しなくてはならず、逆算すると10:30の下りのロープウェイに乗らなくてはならなかった為、奥宮まで小走りで行ってみた。
しかし標高が低いとは言え、宝登山も山なので、奥宮に到着する頃にはゼーゼーしている自分が居た(笑)ちなみに山頂駅から奥宮までは徒歩6-7分と案内が出ていました。
宝登山神社 奥宮
狛狼さんたちもどことなくワイルドです。
そしてこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
お御籤を引かせていだたくと、大吉だった。
普段お御籤は吉凶ではなーい、と言いつつも、大吉だと素直に喜ぶ私(笑)
そして、再び急いで山頂駅に戻る。
この日は天気も良く、このまま宝登山でのんびりするのも良いのかも知れないと思ったりしたのも事実。
少し名残惜しい気もしたけれども、下山。
再び宝登山神社にお伺いして、摂社末社にお参りして、社務所で御朱印を頂戴した。
前回はバスツアーで参加したので、30分の参拝時間では御朱印が受けられない可能性もあるかも知れないということで、添乗員さんに御朱印帳を預けて御朱印を貰った。
こういう形式で御朱印をいただいたのは初めてだったけれども、なんとなく本来の御朱印を受ける意義と違っているような気がしたので、今回も御朱印を頂戴した訳なのだけれども、やっぱり自分で神社の人にお願いして御朱印を受けると、その神社がどういう態度で参拝者と接しているかと言うのが良く分かる。
宝登山神社の方は、とても素晴らしい対応で、これまた感激してしまったのでした。
社務所前で、御朱印帳を広げたと同時に神職の方から、優しく御朱印ですか?とお声掛けいただいて、奥宮に参拝したけれどもどなたもいらっしゃらなかったので、奥宮の御朱印が受けることが出来なかった旨説明すると、奥宮の御朱印もいただけるとのことだった。
そして、宝登山神社の御朱印を最初に、奥宮の御朱印を次のページに書かせていただきますねと仰って下さった。
こんなに丁寧な神職の方はなかなかお目にかかれない!と感動しながら、御朱印が書き上がるまでお守り等見ながら待っていた。すると私が伊勢神宮に通っていた頃に神宮会館で購入した、『神道を知る本―鎮守の森の神々への信仰の書』が頒布品として置かれていることに気が付いた。
そりゃ良い神社に決まってるよ、と納得した訳でして。
今度はちゃんと時間を作ってお伺いしようと心に決めて、宝登山神社を後にした。
本当にとても良い神社なので、秩父に行った際には是非とも!とおすすめしたくなる神社でした。私ももう一回リベンジです(笑)