鎌倉から長谷へ移動。
皆さん長谷寺の夜間特別拝観目当てなのか?鎌倉駅では江ノ電に乗車しようとしても、満員で乗車出来ずに一本見送ってようやく乗車できるような状態だった。
長谷の駅に辿り着くも、大勢の人々が下車して、駅員さんが声を枯らして人々を誘導しているような状態だった。
長谷のゲストハウスにその日は宿泊したので、荷物を預ける。このゲストハウスが良かったら記事にしようかと思っていたけれども、特筆するものは無かったので省略。
長谷寺
奈良の長谷寺にはお伺いしたことはあったけれども、鎌倉の長谷寺は初めてだった。
入山券が券売機で販売されている寺院というのに、初めてお目にかかった(爆)
境内に入ると、どこもかしこも人だらけだった。
手水で清めるにも一苦労といったカンジでして。
しかし夜のお寺に入ることが出来るという機会はなかなか無い。
ライトアップされた長谷寺は、とても綺麗だった。
観音堂
観音堂にお参りするにも、行列に並ばなくてはならなかったけれども、一歩観音堂の中に入ると、とても美しい十一面観音様がいらっしゃった。
しばし、固唾を飲む。
美しい。
そしてこんなにも美しい観音様が鎌倉の地にいらっしゃったということに、驚きを隠せなかった。
こちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして境内を散策。
経蔵(輪蔵)
こちらはマニ車を回すことが出来るというので、大勢の人々がマニ車を回していた。私も今年の5月に宿泊した高野山の宿坊でもマニ車を回したことを思い出しながら、回した。
経蔵の近くには竹林もあり、多くの人々が写真に収めていた。
そしてこちらにいらっしゃるのが
良縁地蔵
可愛すぎる~と思いながら、写真を沢山撮ってしまったりして。この良縁地蔵様はこちらの他にもあと2箇所、長谷寺境内にいらっしゃいますよ。
そして見晴台へ。
見晴台
夜ということもあって、沢山のカップルがこの場所に居た(笑)
私は当然一人なのだけれども、別に何とも思わなくなっているというのは歳を重ねたということなのかしらん、と思いながらこの光景をしばし眺めていた。
11月も下旬だったので、流石にちょっと寒くなったので、出店で甘酒を購入。
こちらはお坊さんが奉仕されているようだった。すごいね、長谷寺(笑)
甘酒で温まった後、再び境内を散策。
かきがら稲荷
夜なので、参拝はやめておいたけれども、こちらは
当山本尊の縁起譚に付随する伝承として、本尊が海中を漂流していた際、その御尊体にかきがら(貝)が付着し、漂う尊像を長井浦へお導きしたという話が伝えられております。その「かきがら」を珍重し、お祀りしたのがこの稲荷社であります。鐘楼脇を抜けると、信者の方々が奉納した赤い幟旗が目に付くかと思います。
~長谷寺 HPより引用
ということで、とてもご利益のありそうなお稲荷さんだった。
そして阿弥陀堂にもお参り。
阿弥陀堂
この日はまだ全ての葉が色づいていた訳では無かったけれども、ところどころ紅葉が見られた。
地蔵堂
そしてもう一箇所の良縁地蔵様のところにもお伺いして
弁天堂方面へ向かった。
弁天堂、大黒堂にも沢山の人が居たけれども、弁天窟にも沢山の人が居た。
弁天窟そばに不動明王様がいらっしゃった。
弁天窟は弘法大師参籠の地と言われている。何となく夜だったので写真を撮るのは控えたのだけれども、それは不思議なところだった。
そして書院へ行くと、お庭がライトアップされていてとても綺麗だった。
この付近にも良縁地蔵様がいらっしゃるのだけれども、観光客の撮影スポットと化していて、人が入れ替わる瞬間をカメラに収めた。
夜のお寺は不思議な場所。
年に限られた期間しか夜間拝観はやっていないけれども、2015年だと12月6日まで行っているそうなので、気になったのならば行ってみるのもイイカモしれませんよ。