奥津宮からてくてく歩く。
と言っても階段を下るような格好。しばらくすると、眼下には海が見えてきた。
こういう場所を歩くと二見を思い出したりする。
そういえば、伊勢にはご無沙汰だなぁ、とか思いつつ歩いていた。
そして、岩屋に到着した。
江の島 岩屋
洞窟ということもあるのか、ググってみると、江の島の岩屋は「怖い」というキーワードでも検索されているみたいで。
私は、個人的には空海さんや役行者さまや日蓮上人が修行し、源頼朝が戦勝祈願した場所としても有名ということだったので、是非とも来てみたかったのだ。
入場料¥500を支払い、中に入ってみるとまず目に入ったのが
江の島No1パワースポット
パワースポットねぇ、と思いつつ、歩みを進める。
中に入ると、昼間でも暗い。
洞窟内に入ると、岩屋の生い立ちや歴史などがパネルで展示されていた。
そして第一岩屋に向かう道すがら、ろうそくを手渡される。
これを手にして奥へと進んでいく。
すると石造が沢山あった。
弁財天さまもいらっしゃいますよ。
そして役行者さまのお姿なども。
そしてたどり着いた場所は、「富士へ通ずる」と言い伝えられている場所。
お参りさせていただいて、今来た道を引き返す。
空海さんもいらっしゃいます。
そして道順に従って歩くと、今度は江島神社発祥の地とされる場所に辿り着いた。
昔天河に行った際に入った鍾乳洞のことを、何故か思い出していた。
そしてロウソクを返却して、第一岩屋から第二岩屋へ移動。
何故か太鼓の様な音がひっきりなしに響いているのは何故なのかしらん?と思いつつ歩いていたら、天女と五頭龍という江の島生まれの伝説という看板があった。
この話の詳細は、江島神社のマンガで見る江島縁起をご覧くださいませ。
そして奥まで進むと、太鼓の音の正体が判明。
願いを込めながら奥にある太鼓を2回叩くと、願望の成就具合によって光るという太鼓があった。それを観光客の皆さんがドンドン叩いていたから、太鼓の音が第二岩屋に鳴り響いていたという訳で。
2回光れば願望成就ということらしいので、私も2回太鼓を叩いたら、2回光った。
これ、全員2回光るのではないか?と思ったけれども、他の人の様子を見たら、一回しか光らない人も居たりしたので、なんだか不思議ねぇーなんて思ったりした。
江の島岩屋を出て、海を見る。
こういう光景が東京から1時間程度の場所にあるんですよね。
海を見るだけでも、ホント癒されます。
亀石なる看板があったので、海を見てみると、亀さんがいらっしゃいましたよ。
そして来た道を戻る。
観光客に慣れている猫さんらしく、触られても一向に寝たままだった。