今朝唐突に呼ばれたので、行ってきました、江ノ島へ。
江ノ島と言えば、リア充の行く土地だと思っていたので、なんとなーく足が向かなかった。
ただ、今年の1月に大山にお伺いした際に、 昔大山詣の帰路、江ノ島に詣でないと片参りと言われていたことも知っていたので、前々から行かなくてはならない場所だと頭の片隅にはメモリーされていたし、先月のGWで弁財天様とのご縁が強くなったと思うので、そろそろとは思っていたけれども、まさか日曜日に呼ばれるとは(涙)と思った。
意を決して小田急線で江ノ島まで。
駅を降りると江ノ島が見えた。
なんとなく、イギリスのセントマイケルズマウントを思い出したりした。
さすがにカップルだらけだねぇ、と思いつつ、てくてく歩く。
10分程度歩くと参道が見えて、参道両脇にはお土産物屋さんが立ち並ぶ。
昔町田町蔵の『東京飄然』というエッセイ集を読んだ際に、江ノ島に行った際のことが書かれていたのだけれど、参道を歩くと、そのイメージ通りのところだった。
そして江島神社に到着。
江島神社
第一印象は「観光地にある神社」というカンジ。
あまり信仰の場、という雰囲気は感じなかったなぁ。まぁ、到着した時間がお昼前ということもあるんでしょうが。
狛犬さんたち
この鳥居の左側に無熱池というところがあるのだけれども、何故かとても引き寄せられた。
そして更にその左側には、階段を登らずにお参りできるように設置されたエスカーというエスカレーターがある。
李家幽竹さんの『改訂3版 絶対、運が良くなる旅行風水 』では江島神社について
人生に楽しみごとを与え、様々な悪縁を断ち切ってくれるパワースポット。辺津宮や中津宮も強いスポットですが、この地で一番強いスポットは奥津宮とその隣の龍宮。この土地のパワーを感じるためには、境内にあるエスカレーターを使わず階段で上がるのがおすすめ。また、パートナーと出かけるときは、鳥居を別々にくぐるように。参拝は午後2時ごろまでに済ませましょう。
~改訂3版 絶対、運が良くなる旅行風水 より引用
と書かれていたこともあったので、階段を登っていくことにした。
瑞心門
瑞心門を抜けると、そこには弁財天様のお姿があった。
なんとなく、なんだけれども、何故か階段を登っている最中に鞍馬山のことを思い出したりした。
雰囲気がどことなく、似ている。
手水舎
江島神社の口コミなどを読むと、階段がキツイと書かれているけれども、こんな程度でキツイと思っていたら、脳天大神様のところなんてとてもじゃないけれども行けないよーって位、私は楽勝だった。
江島神社 辺津宮
手水で清めてこちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして社務所で御朱印をお願いして、書き上がるまでご宝物を拝観させていただく。
通常だったら弁天堂というところで、ご宝物は拝観できるのだけれども、弁天堂が工事中ということで、社務所内で拝観という形が取られていた。
拝観料(¥150)を支払い中に入ると、御眷属の蛇さんのミニチュアがあった。このミニチュアに自分の願望を書き、弁財天様にお供えすると良いということで、私もミニチュア(¥500)をいただき、自分の願望を記入し、弁財天様の元にお供えさせていただいた。
こちらにいらっしゃるのは、八臂弁財天さまと妙音弁財天さま(写真撮影は禁止なので、もちろん撮影していないです)
八臂弁財天さまというのは
鎌倉時代初期の作。源頼朝が鎌倉に幕府を開くとき、奥州の藤原秀衡調伏祈願のため、 文覚上人に命じて造らせ、二十一日間祈願させたことが、『吾妻鏡』に記されています。 江戸時代には、八臂弁財天は勝運守護の神様として武家から庶民にいたるまで広く信仰を集めていました
妙音弁財天さまというのは
「裸弁財天」ともいわれ、琵琶を抱えた全裸体の座像です。女性の象徴をすべて備えられた大変珍しい御姿で、鎌倉時代中期以降の傑作とされています。音楽芸能の上達を願う多くの人々より信仰を集めています。
~江島神社HPより引用
ということで、お二方ともとてもご利益をお授けいただける方なのです。
不思議なことに、参拝客で溢れかえっていた辺津宮だったけれども、拝観料を支払ってこちらまでお参りする方が少ないのか?一人っきりでこのお二方と対峙するような格好となった。
よく来たね、とおっしゃっていただけた(ような気がした)
つか、このお二方、滅茶苦茶優しい!!!
こういうことがあると、やっぱり神社仏閣にお伺いするということは、呼ばれているということなんだと、思ったりするのです。
お参りを済ませて、社務所で御朱印帳をピックアップして、境内を散策してみた。
自分の中の龍レーダーがぴぴっと反応したのはこちら。
銭洗白龍王
白い龍だぁぁーと興奮してしまった(笑)
カッコよすぎ
もちろんお金も清めましたよ。
弁天堂(奉安殿)は工事中ですー。
そして末社の八坂神社へ
八坂神社
奉安殿の隣にある江島神社の末社。建速須佐之男命が祀られています。社殿は銅葺の入母屋造りで、江戸時代には天王社として祀られ、弘化元年(1844年)に再建。明治六年(1873年)に「八坂神社」と改称され、平成十三年(2001年)に改築されました。御神体は建速須佐之男命の御木像で、昔は対岸の腰越に祀られていましたが、大波で流され、御窟前の海中に沈んでいた御神体を漁師が拾い上げて、江の島に祀ったといわれています。
八坂神社の例祭・神幸祭(毎年七月)は、神輿の海中渡御や天王囃子など江の島をあげて行われ、湘南唯一の夏祭りとして有名です。
~江島神社HPより引用
有名神社仏閣だと、こういう末社などにお参りする人々はほとんどいないけれども、こういう場所こそお参りした方が良いんですよね。
そして同じく末社の稲荷社・秋葉社へ。
稲荷社・秋葉社
境内にはむすびの樹なる神木もあったりして
そして辺津宮の階段を下ったところに猿田彦様の石碑も発見したので、これからのお参りが順調に行くようにお願いして、中津宮へと歩みを進めていったのでした。
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