こちらは、万人向けのところではないとは、はっきり言える。
人によってはイヤだ、と思う人もいると思うけれども、私はすごい場所だとしか感じなかった。
拝殿でこちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただく。
すごい、としか言いようがなかった。
私が龍が好きなことも関係しているのかも知れないけれども。
前日に拝観させていただいた、弁財天女様のお姿とオーバーラップして、クラクラしてくる。
金峯山寺から下ったところに、こういうすごいところがあったとは、と驚きを隠せなかったけれども、たぶん、去年の4月にお伺い出来なかったのは、自分の準備が整っていなかったからなのだろうと、一人勝手に納得した。
社務所横の休憩所に入ると、一冊の本が目に入った。
『人生には奇跡がある』
脳天大神様は金峯山寺初代管長 故 五條覚澄大僧正が霊威感得されました頭脳の守護神であります。覚澄大僧正はお瀧のある修行の場所を探し求められる中、現在、大神様が鎮座されている谷がその最適な場所であると考えられ、その後、行場の開発に取り組まれることとなりますが、その最中に頭を割られた蛇に遭遇され、それを哀れに思われて丁寧に経文を唱えて葬られました。その後、その蛇が何度も夢枕に立たれお礼を言われます。最後には「頭の守護神として祀られたし」と云う霊言を覚澄大僧正は聞かれます。また、それと同時期に蔵王権現様から「諸法神事妙行得菩提(しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい)」という御霊言も授かられます。実際に形として現れてこられたのは頭を割られた蛇でありますが、蔵王堂(ざおうどう)のご本尊蔵王権現様が姿を変えて出現されたのであります。その後、昭和二十六年に現在の場所にお祀りされたのであります。
~脳天天神御縁起より引用
ということで、この本は、その故 五條覚澄大僧正が書かれた御本だった。
これは絶対いただかなくては、と思い、こちらの本を握りしめ、社務所にお伺いして、本の御代を支払い、御朱印を頂戴すると、おさがりのゆで卵をいただいた。
あまりイロイロ書くな、との声がするので、自粛するけれども、本当に不思議なことだらけ。
『人生には奇跡がある』という本は、そういうことを信じている人は、チャンスがあれば読むことをお勧めします。腑に落ちることだらけだから。。。
例えば、煙草の話とか、ね。
私はブログにも書いているけれども、喫煙者だったりする。けれども、決して煙草が好きではない。吸わされている、と言うのが正直なところだったりする、自分の身を守るために。
修験者は煙草を吸ってはいけない。修法者はお神酒を戴いても煙草は吸うものではないと誰に教わるともなく私の耳に響いてくる。
森羅万象のすべてを神としまた仏と念ずる修験者は、何時如何なるところで畜類の霊力を藉りるやも知れない。否利用するだけの力を恒に養わなければならない。それが彼等の一番きらう煙草を吸う事は、明らかに修験者の器でないといっても過言ではない。
~『人生には奇跡がある』より引用
私はまだ、それらを利用する力もないので、煙草で身を守っている面がほとんどだったりする。昔行った某所で出会った霊能者たちも、全員煙草を吸っていた。まぁ、煙草がやめられない言い訳と思っていただいて良いですよ(笑)
あんまり書くと怒られそうなので、写真でもどうぞ。。。
そして仏舎利殿まで戻ってきて、お参りさせていただいて、ちょっとほっとした気分になったりしたのでした。