癒しは卑しい~『洗脳 地獄の12年からの生還』を読んだ

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photo credit: m4nv3ru via photopin cc

今更ながら『洗脳 地獄の12年からの生還』という本を読んだ。

X JapanのヴォーカリストであるToshiさんが、カルトに嵌って抜け出すまでのことが書かれているんだけれど、正直読むのに躊躇した本だった。読む前に内容は分かっていたから。

実際読後は、ゲロゲロ状態になって、ずっとマキシマムザホルモン等の素敵な音楽を聴いていた(←邪気祓いの為にね)

カルト、と言うと、自分はそんなものにはのめり込まない、と思っている人も多いかと思う。

けれども、カルトというのは人の心の隙を突いて、侵入してくるものであったりする。

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私は、ヒーリングミュージックや癒しと言われるもの、いわゆる商業的スピリチュアルと言われるものが大嫌いである。

実際に商業的スピリチュアルの餌食にされかかった、という側面もあるからかもしれないけれど、私の場合は「何か」がその世界に足を踏み入れないようにしてくれた。その「何か」は神様や仏様、御先祖様なのかも知れないし、サムシンググレートと言われる存在なのかも知れない。

癒しって結局、卑しいんだよね。

例えば、ヒーリングミュージックやスピリチュアルと言われている音楽を聴いたところで、癒されることなんて絶対無いし、ヒーリングミュージック等を聞く暇があるのだったら、それこそ山や森に行って、小鳥のさえずりや、小川のせせらぎなど、自然の音に耳を傾けたほうが絶対良い。

結局、自分が神様であり、その他の人々も神様であったりする。

だから、自分が考えることが一番大切なのであって、誰かに言われたからこうする、というのは、自分自身の神性を否定してしまうことになる。

全ての答えは自分自身の中にある。

ちょっと疑念を感じたりしても、気のせいだから、とか

●●さんの言う事だから、とか、

自分自身の直感や感覚を否定してしまったら、誰かの操り人形になってしまうだけ。

この本を読んでいたら、何故だか昔読んだ『そうだ、村上さんに聞いてみよう』に書かれていた回答が思い起こされた。

ニューエイジ方面に行くのはなかなか面白いことですが、カルトがらみにはくれぐれも注意してくださいね。能力の開発には時間がかかるし、努力も必要とされます。それでも結局は自分でこつこつとやるしかないのです。

「こっちにくれば近道があるよ」という人がいたら、それはまず眉につばをつけて疑った方がいいです。

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号)) p59より引用

お手軽な癒しやら、ヒーリングやらに頼る時間と暇とお金があったら、泥にまみれても何をしてでも、自分自身で考えて行動してみる、ということをした方が全然マシな訳であって。

蓮の花だって、泥が無いと咲かないように、俗にまみれてこそ、美しく輝くものがある。

金を払えば幸せになれる、とか、カルマが解消されるなんてことは絶対にない。

結局は自分自身で歩いていかないといけないし、自分自身で問題も解決していかなくてはならないのだから。

洗脳 地獄の12年からの生還
Toshl
講談社
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