【その9】結縁灌頂 May 3, 2013

そして9人位が一組となって呼ばれて
弘法大師様と丹生明神、高野明神に祈りを捧げた後、いよいよ中へ。

まず白い紙で目隠しをされて、手に印を結び、「オンサンマヤサトバン」と
意味も分からぬまま連呼しながら中に。

ちなみにWebで意味を調べたら
「大日如来と私は同等(同じ価値、一体)と 言う意味です」と書かれているものがあった。

でも、ちょっと納得がいかなかったので、
奥の院で購入した真言宗の「仏前勤行次第」を見てみたら、
普賢菩薩の真言が「おん さんまや さとばん」であることが分かった。

これをキーワードにもう一度、Webで調べなおしたら

普賢菩薩の真言『オンサンマヤサトバン』は、真言密教の
三昧耶戒(さんまやかい)の悟りを、自らの内に体得しよう
という誓いを表明したものです。

三昧耶戒は、真言密教独特の戒律で「仏の教えを守り、自分と
仏が常に一体であると感じながら、その与えられた命を大切に
して、清らかな慈悲心を持って、自らが菩薩として人々を救う
という行い励みなさい」という戒律なのです。

金剛院和尚のぶつぶつ雑記 さまより引用

やっぱり納得がいかない場合は、調べなおしたほうが良いです。
これで納得。

話を元に戻すと
前の人の背中に中指を当てながら、歩み進めていった訳だけれど
白い目隠しをされているだけだというのに、見えない世界と言うのが
こんなにも不安なのかと思いつつ、途中で何かを中指の間に差し込まれ
落とさないようにして下さいと注意を受けつつ、

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オンサンマヤサトバン、
オンサンマヤサトバン、
オンサンマヤサトバン、

と連呼しまくりながら、ゆっくりと歩いていく。

すると前の人と切り離されて、歩みを誘導されて、足の指が何かに触ったところで
中指の間のものを投げるようにと指示があり、投げた後に目隠しが外された。
大日如来様のところに、樒 ( しきみ ) があり(←中指に差し込まれていたものの正体)
大日如来様と結縁された、という事で謎の真言を唱えられて
次の場所へと誘導された。
そして阿闍梨様の前に座らされて、頭に大日如来様の智慧の水を注いで頂いた。
横に居た若いお坊さんからその瞬間に鏡を見せられて
「今、仏様とご縁を結ばれた顔です」
といわれた。すんごく驚いた顔をしていた自分(爆)

その後謎の真言を唱えられ、目隠ししていた白い紙に印を頂いて
金堂の外に出たときには15:30を過ぎていた。
やっと外に出られた、と言う思い。

大げさに言うと、生まれるまでの瞬間なのかなぁ、って。
暗くて寒いところで、何が起こるのか分からずに待っていて
誘導されて、ご縁を頂いて、世の中に出る、っていう感じ。
そして
自分の命って自分だけのものではないような気がした。
こうやって自分が生きているのも
自分だけの力ではなく、何か、に生かされているような
そして、私の身体であって私の身体ではないような
不思議な感覚がした。
私のこの身体でないと、出来ないことがある。
それが生きている意味なのか、と。

こういった宗教儀式的なものって、どうよ?って思っていたけれど
生きるという事を考え、
また、自分自身のこれからの生き方を考えるには良い機会だと思った。

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