3月25日から27日の3日間断食にチャレンジしてみた。
結果3日間でマイナス3.8kgという、自分でも驚きの結果が出たのだけれども、自己流での断食は3日間が限度かな?と思ったので、4日目の夜から食事をとり始めた。
自分用備忘録として、3日間の記録を残しておきます。
一日目
photo credit: Arya Ziai via photopin cc
普段朝食は摂らないで、お昼と夜の二食。お昼前になった頃、ふと「このまま断食してみたらどうだろう?」と思ったのがきっかけで、断食スタート。お昼はハーブティーを飲んで、夜はレモン水を飲んでみた。
夕方に猛烈にお腹が空いた。けれど、ここで辞めたら自己嫌悪しちゃうかと思い、我慢した。口の中がやたら粘つくのと、乾いているような気がして、水を飲む。
いつもは夜、お風呂上りにビールなんぞを飲むけれど、断食中はアルコール類禁止なので、飲むのは止めた。
しかし「食べない」という事は、時間が出来る事なんだな~と実感する。
二日目
photo credit: Arya Ziai via photopin cc
朝3:30位に目が覚める。睡眠が深く、体もベッドの中に沈んでいるような感覚だった。体重を測ると昨日よりマイナス1.5kgだった。アルコールを摂らなかったというのも原因だとは思うけれど、思いのほか体重が減っていた。
午前中はいつも通りに作業する。何かに没頭していると「食べる」という事を忘れるけれど、一段落した時が危ない事に気付く。そして12:00前になると、習慣で「お昼は何にしよう?」と思ってしまう自分が居た。
食事というのは食べる時間もそうだけれど、支度や後片付けにも時間が取られている。なので、その時間がないという事は、どうやってその時間を過ごせば良いのか?という事にも繋がる訳で。
食事というのは、自分の気持ちから逃げている面もあるのかな?とフト思った。気分転換に食べてしまう事や、気晴らしで食べてしまうこと、それで時間を潰していた訳だ、と一人納得。
午後はチケットを取りに近くのファミリーマートに行く。街中の至るところから、食べ物の臭いが漂ってくることにびっくりした。トンカツ屋さんからは50mも離れているところから、油の臭いが漂ってきて、これ、いつもだったら感じない臭いだぁーと一人興奮してみた(笑)
ファミリーマートの中に入ると、食べ物だらけだったし、街を歩いても食べ物の宣伝ばかりが目に付く。
食べたい、という欲求はこの日は無かったけれど、口さみしい感じがした。
3日目
photo credit: Arya Ziai via photopin cc
昨晩はなかなか寝付けなかった。起きて体重を測ると昨日よりマイナス1.4kgだった。
お昼と午後2時位に猛烈に「食べたい」という欲求が襲ってきて、イライラして、そして落ち込んでしまう。
断食は2日目or3日目が一番辛いらしいので、私の場合は3日目にそれが訪れたということなんだと解釈した。諦めるしかない。
食べるという行為を考える。
結局食べるという行為は、何かの命を頂いて、自分の命を繋いでいる事を知る。なので小食になれば、それだけで徳を積んでいるのと同じ行為ということも知る(宮崎 奕保禅師の本にも、禅師の師匠についての食生活が質素だったことも書かれていたなぁと思い出しながら)
自分のイライラや不安を結局は、今まで「食べる」事でごまかしてきたけれど、食べない事によって、そのイライラや不安が自分自身にダイレクトに来る事が分かり、このイライラや不安を何かに昇華しなくてはいけないのだろうと。
普段あまり見ないTVをつけると、非常にうるさく感じる。いろいろなことに関してセンシティブになっているらしい。
時間があるので本を読む。三島由紀夫の『美しい星』を読んで、もしかしたら自分も宇宙人なのかもしれない、と想像したみた。
4日目
photo credit: Arya Ziai via photopin cc
昨日に比べて-900g減。一昨日と昨日に比べると体重の減りが悪かったけれど、一昨日と昨日が異常だったんだろう。
今日は昨日に比べて、気分がとても良く、天気も晴れだったので、千駄ヶ谷まで歩いて神社に行った。体が軽く感じて、ちゃんとしたスニーカーを履いて来れば、もっともっと歩けただろう、と思った。
このまま断食続けても良いかな?とは思ったけれど、これ以上やると危険かも?と思ったので、夜ごはんを食べた。お蕎麦少々。アルコールは無し。
食べたので、夜はぐっすりと寝られた。
まとめ
photo credit: Arya Ziai via photopin cc
食べ物のありがたみを感じる上では、断食は有効かな?と思った。
食べた翌日の体重は+400g。断食が大変なのは復食という、食べ始める時期だと聞いていたけれども、普段一日二食なので、そんなに食べたいという気分にならず。
しかし今度断食するのならば、地方にある断食専用施設で、自然の中で優雅にデトックスと決めこみたいわーと思った次第です(笑)