グラストンベリーではHAYDN HOUSEというB&Bにお世話になる。
2009年当時はそんなにメジャーじゃないB&Bだったのに、今となってはトリップアドバイザーで高評価のB&Bになってるみたいで。Town Hallから歩いて5分程度、グラストンベリー修道院の裏手という良いロケーションなので、当たり前っちゃー当たり前かも。
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チェックイン時刻前に到着したので、荷物だけでも預かって貰おうと思って玄関のベルを鳴らすと誰も出ない。。。オーナー不在の様子だったので、置き手紙でもして荷物だけ玄関先に置いておこうとしたら、隣の家のおばさんが声をかけてくれた。
今日ここに泊まる予定なんだけれど、と伝えたら、おばさんがB&Bのオーナーに電話してくれて、結局おばさんがB&Bの鍵を開けて、チェックインまでしてくれた(爆)イギリスでもこういうご近所付き合いってあるんだーと、半ば感動しつつ、部屋に荷物を置いて、観光に出かけた。
可愛い女子好みの部屋。
バス・トイレ共同で朝食付きで、現在でもシングル£45で頑張ってるみたい。
ここは珍しくバスタブがあるB&Bだったので、久しぶりにお湯に浸かれて嬉しかった。
B&Bの共同スペースにはヒーリングや占いの案内の類があって、普通の観光地ではない事を再確認させられた。あーそうだ、「呼ばれたものしか行けない」っていうキャッチフレーズ、この地にもあるんだ、と思いだした。イギリスの天●ですよ。スピリチュアルな人の聖地(爆)
窓からはグラストンベリー修道院が見える。TVは設置してあったけれど、見る必要がなかった。夜は鳥の鳴き声しか聞こえてこない場所。
まずは、天使系スピリチュアルの人が大好きな(笑)チャリスウェルへと向かった。
B&Bから歩いて5分程度。
チャリスウェル到着。
お天気が良くって、ほのぼのとした雰囲気。
吉備津彦神社と似たような、優しい雰囲気とかいうと、天使系スピの人に殴られるんだろうなぁ(笑)柔らかいカンジです。一言でいうと。
グラストンベリーでは日本人を含め、東洋系の人には誰にも会わなかったので、それもこの場所を特別な地のように感じた一因なのかと思う。この当時は、Chalice Well はパワースポットだぁぁぁ~と思ったけれど、今は日本の聖地の方がすごいと思ってる。個人差があるのかも知れないけれど、私には日本の聖地の方が、いろいろなものを受け取りやすい。
聖杯の井戸。
チャリスウェルの聖水はここで汲めます。
飲んでみると、鉄分豊富なのか?すごく錆っぽい味。
この水がヒーリングプールに落ちていきます。
ジョン レノンは、このベンチで瞑想して「イマジン」を作ったらしいです。
私も誰もいなかったので、結構な時間ここに座ってた。
マリア像
チャリスウェルを後にして、向かった先は近くにあるWhite Spring.
ここでもお水が汲めるという事が、ロンリープラネットのグラストンベリーのページに記載されていたので、行ってみたもの、明らかにタバコではない「何か」を吸っている、ヒッピー崩れみたいな中年男性が数人居た。じろじろ見られて嫌な感じだったけれど、せっかくなのでWhite Springの中に入ってみた。
White Springの中は不思議だった。
しばらくいると、自分の過去を、自分ではないものが見ているような感覚に陥った。
外に出て、お水を汲んで、一口飲んでみた。チャリスウェルの錆味の水とは違って、とても清らかな水だった。空のペットボトルにその水を汲んで、ゴクゴクと飲み干した後、Glastonbury Torへと向かった。