伊勢へ再び

今年の3月に人に誘われて奈良と伊勢へお参りに行った。

人と出かけた旅なのでこのブログには書かないけれども、いろいろと気づきのある旅で、それ以来また伊勢に行きたいと思っていた。

日帰りではなく一泊したかったので、伊勢で一番好きなお宿の空きを確認したらGW明けの日に予約が取れた。

伊勢には朝早く到着してお参りするのがベストだと思っているので、夜行バスで移動することが多い。

伊勢への直行の夜行バスが出ているので、それを使えば便利なのだけれども生憎今回は予約が取れなかったので、東京から名古屋までは夜行バス、そして名古屋から近鉄を利用して伊勢に行くことに。

朝6時50分近鉄名古屋駅発の特急に乗車すれば、8時13分には宇治山田駅に到着するので直行夜行バス利用よりはちょっと遅れる程度 &「伊勢神宮参拝きっぷ」という近鉄名古屋↔︎伊勢志摩エリア往復特急利用+伊勢・二見・朝熊エリアのバス乗り放題で¥6,500と、とてもお得な切符があるので今回はそれを利用した。

ただこの切符、前日までの購入が必要で、昔伊勢によく行っていた頃は旅行代理店にまでわざわざ買いに行っていたけれど、今はスマホで購入できるので、初めて伊勢に行った頃と比べたら、格段に便利になったなぁと思ってしまった。

初めて伊勢に行ったのは2012年の5月のGWの時。

あれからもう13年も経ってしまった。

宇治山田駅到着。

GW明けの日ということもあってか、駅は閑散としていた。

駅前には次回の式年遷宮の行事予定が掲げられていて、時の経つスピードに自分自身が追いついていないような気がした。

内宮行きのバスに乗車。

神宮会館前で下車して、荷物を預かってもらい、そのまま内宮へ。

初めて伊勢神宮にお伺いしてから13年が経過したけれども、私自身、本当にいろいろなことがあって、生活も激変してしまった。

人生というものはかくも厳しく残酷であると同時に、その残酷さが放つ輝きもあり

その矛盾を抱え、ここ数年は何とか生きてきた。

けれども、伊勢には神様がいらっしゃって、いつも変わらず私たちを待ってくださっている。

そんな場所があることが、今の私の救いなのだった。

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