カレーと狸

先日再び京都に行ってきた。

いつものところにお参りにお伺いするのが目的だったのだけれども、今回も前乗りで前日に京都入り。

最近は東京⇔京都・往復新幹線グリーン車&ホテル1泊で3万円ちょっとという、とてもお得なツアーを発見したので、このツアーを利用している。

一人旅の新幹線利用はグリーン車が良いのかもしれない。

と言うのも、余程の繁忙期では無い限り、隣に人が座ることは殆ど無いから隣の人に気を遣うと言った余計なストレスが溜まらないし(荷物も隣の席に置き放題)、団体客が居ないので静かな時を過ごす事が出来る。

まぁ、このお得なツアーも何時まで発売されるのかは分からないけれども。

京都到着。

今回も新幹線に乗車するまで、いつものところにお参りに行く以外のプランは立てていなかったのだけれども、移動中にUVERworldを聴いていたら

生き物である以上 明日が来る保証なんて何処にもない

という歌詞が非常に突き刺ささった。

旅の前日に安倍元総理が狙撃されお亡くなりになったという、痛ましい事件があったこともあり、この歌詞のリアルさが重くのしかかってきた。

なんとなく、行きたいと思っていた場所に行くべきなのだろうと。

行きたいと思いながらも行けていない場所は数多い。

信仰は信じている神様・仏様を絞ってお参りすることが肝心、ともいろいろな人に言われている。一尊に絞ってお参りすることが重要、そのことは頭では分かっていても、やはりお伺いしてみたい場所(神社仏閣)というのはある訳で、今回はそのリミットを外して行ってみたいと思っていた場所にお伺いすることにしてみた。

京都駅からバスに乗ること小一時間。

一乗寺下り松町で下車したものの、丁度お昼の時間ということもあってお腹が空いてきたのでスマホでググってみたら、近くに美味しいカレー屋さんがあるということで行ってみた。

ガラムマサラさん

外観は撮り忘れてしまったのだけれども、店内はまるでカフェの様で本当に美味しいのかしらん?と思いつつ(私が東京都内で食べているのがインドカレー中心ということもあって、お店の雰囲気にギャップがあったのかも知れない)

メニューを見て名物ビーフカレーを頼もうかと思ったけれども、チキンに変更OKということだったので、チキンカレー&本当に美味しいチャイを頼んだ。

チャイは正直練馬のケララバワンの方が美味しいかな?、と思ったけれども

カレーはスパイスの奥深さが体験できる、唯一無二のお味かと。

そしてお店を後にして、一回は行ってみたいと思っていた狸谷山不動尊を目指して歩く。

この日は雨が降るか降らないかといった微妙な天候で、7月始めの京都の蒸し暑さも相まって、ちょっと歩くだけでも汗が噴き出してきた。

何も考えずに普段使っているビジネス用のリュックで出かけたこともあり、肩掛け部分が皮使用になっていることに今更気付き、肌に貼り付いて来て不快指数が上昇。

こんなに不快な気候で歩きまわるのは身体に悪いのではないかと思いながらも、狸谷山不動尊に向かって歩いていたら一乗寺下り松という場所に差し掛かり

そこから少し歩くと鳥居やお地蔵様が鎮座していて、ちょっとした異界の雰囲気を感じたりした。

異界の雰囲気を感じつつ、目指す狸谷山不動尊には一向に辿り着かずに、ただひたすら勾配のきつい道を歩く。

どのくらいでたどり着けるのかと思いながら歩いていたら

交通安全祈祷殿というところまで来たのだけれども、案内版に

本堂これより徒歩10分

と書かれていたのを見て、まだまだ序の口だということを悟ったのだった。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.