今月初め御礼参りで大神神社にお伺いさせていただいた。
以前ブログにも書いたけれども、理不尽極まりない出来事が起こり、すがるような想いで旅に出て安井金毘羅宮にお伺いしようと思っていたのに、辿り着いた先は大神神社だった。
前回の大神神社参拝時に起こった辻占のような出来事の後、戻ってきてからしばらく経ち、神様の言葉を語る人から「もう心配しなくても大丈夫」とのメッセージを貰い、内心「こんな状況が改善するのか?」と半信半疑だったけれども、表面上トラブルというものは無くなった。
あくまでも表面上ということで、まだまだ安心できない面はあるけれども(用心に越したことは無い)やはり御礼参りをしなくてはならないと思い、今回大神神社に再訪と相成った。
いつもは飛行機で関西入りするのだけれども、前回帰りのフライトでちょっとな、と思うことがあったので、今回は新幹線で関西入り。
新幹線の発車時刻まで時間があったので、品川駅で朝食を食べた。
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テラス席で通勤に向かう人々の足音を聞きながら朝食をいただき
新幹線に乗って
京都駅で近鉄に乗り換え
近鉄奈良駅から歩いてJR奈良駅に移動して
三輪駅に辿り着いた。
いつもならば、三輪駅から大神神社のニの鳥居まで直接行ってしまっていたのだけれども、ふと「一の鳥居」からお伺いしたことがない事に気付いたので、遠回りと思いながら一の鳥居を目指して歩いていると、大鳥居が見えてきたので、ここまで来たのならば大鳥居も見ようと歩いた。
車で大神神社に行く人ならば見慣れた風景なのかも知れないけれど、私はいつも電車利用で大鳥居のところまで来たことが無かったので、お山を背景にしてそびえ立つ大鳥居の姿に大神様の偉大さを感じてしまい、感慨もひとしおだった。
そしてこの大鳥居の近くに祓戸大神様がお祀りされている神社があることを今回初めて知った。
綱越神社(つなこしじんじゃ)
往昔から夏越の大祓が例祭として行われ、社名の綱越は夏越からの転訛と考えられ、通称「御祓(おんぱら)さん」と呼ばれ親しまれているという。
今回、こちらのお社の存在を知ることが出来たのは有難いことだったので、お招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
大神神社の境内にも祓戸社はあるけれども、一の鳥居前に祓戸大神様がお祀りされているということは、まずはこちらの祓戸大神様に身に纏わり付いた諸々の禍事を祓っていただくことが大切なのだろうとおぼろげながら感じてしまった次第でございまして。
お参りさせていただくと、すっきりとした気分になれ、善い気分のまま一の鳥居まで歩く。
一般の住宅が立ち並ぶ中、突如として鳥居が現れる。
歩みを進めていくと
大神教本院というところに差し掛かった。
私は神社仏閣にお参りするのが好きなのだけれども、三柱鳥居というものにお目にかかったことはなく、今回初めて三柱鳥居というものを目にした訳で
案内版には通称「ムスビ鳥居」「ヒフミ鳥居」と書かれていた。
宇宙の元霊神の三つの神理に参入する特殊な鳥居であります。我が国の神典・古事記の冒頭に天地の初發の時、高天原に成り坐せる神の御名は天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神と書かれ、この三柱の神はみな独神成りまして身を隠し給ひきとあります。
此の三柱の神は造化の三神とたたえる大神さまであり、この神格の三位一体の深遠なる神理を感得し、尊いご神縁に結ばれるのがこの鳥居であります。どうぞ心身を清浄にしてお通り抜けて下さい。
この大神教というところについては、下記案内を見ていただくのが良いかと思いますが
簡単にパワースポットという言葉では語ることが出来ないような『念の塊』を感じてしまった。
三輪という土地は不思議なところで、あえて言及はしないけれども迂闊に近寄らない方が良い場所もある訳で。
(そこをパワースポットとして語るのはどうかしら?)と思う大神神社近くの某所をすごいパワースポットとして紹介しているブログなどを見ると、インターネットの情報というものは全て信じてはいけないと思う次第でございます。
まぁ三輪だけではないのでしょうが。
まぁ私のブログもただ単に神社仏閣好きの独り言なので、信じていただかなくても良いです(笑)
そして大神神社の二の鳥居前に辿り着いた。