ずっとお伺いしたかった平安神宮で御朱印を頂戴いたしました!
平安神宮 御朱印
2017年1月にお伺いした際に頂戴いたしました。
慶天門を入った脇にあるお守り等授与所で頂戴することが出来ました。
そして御朱印を書いていただいている間に、お守り等授与所に陳列されていているお菓子が目に入り、神社でお菓子が頒布されていると、ついつい購入したくなってしまう自分が居まして、今回も御多分に漏れず頂戴してしまいました(爆)
名菓 「平安神宮」
箱の中に入っていた紙にはこう書かれていました。
名菓「平安神宮」
平安神宮は 桓武天皇が平安遷都されて後 遷都千百年に 当時をしのび創建され
以来百有余年古都の象徴として 一般の崇敬をあつめています。
大極殿の前庭には 右近の橘 右近の桜が 折々に境内を彩り平安神宮の「ご神紋」ともなっています。
和菓子の原点といわれるこの橘を素材に 和菓子の故郷京都で「名菓 平安神宮」をご調製申し上げました。
橘の風味を琥珀ゼリーに含ませ桜の花びらの趣に麩種にてあわせてございます。
本品は平安神宮会館のみにて頒布させて頂くもので ご参拝の思い出に ぜひご賞味くださいませ
平安神宮会館
橘のゼリーの食感と麩種のバランスが絶妙で、食後にこのお菓子と共に日本茶なぞをいただくと一服の清涼感に満ちたひと時が味わえる一品でした。
感想
私が訪れたのは冬のオフシーズンということで、参拝客の姿もまばらでしたが、それこそ桜の季節などは人出が多いようですね。
谷崎潤一郎の「細雪」に描かれている神苑には、今回時間が足りなくてお伺い出来ませんでしたが、是非とも一度お伺いしたいと思っている次第です。
あの、神門をはいって大極殿を正面に見、西の廻廊から神苑に第一歩を踏み入れた所にある数株の紅枝垂、–海外にまでその美を謳われているという名木の桜が、今年はどんな風であろうか、もうおそくはないであろうかと気を揉みながら、毎年廻廊の門をくぐるまではあやしく胸をときめかすのであるが、今年も同じような思いで門をくぐった彼女たちは、たちまち夕空にひろがっている紅の雲を仰ぎ見ると、皆が一様に、
「あー」
と、感歎の声を放った。~『細雪』より引用