御正宮での御垣内参拝を終えて、次に向かうは御稲御倉。
御稲御倉
ここは大概の人はスルーしてしまう場所だけれども、私はとっても好きな所だったりする。
そして外弊殿に。
外弊殿
御正宮から荒祭宮までの参道は素敵なところ。
人が少ない時に歩いていると、いろいろ感じることが出来るところでもあるし。
そして荒祭宮に到着。
荒祭宮
御正宮では感謝を捧げ、個人的なお願いごとはこちらでするようにとガイドブック等では言われているけれども、私はただ、ひたすら見守って下さっていることに対しての感謝の念しか湧き上がらなかった。
荒祭宮から神楽殿方面に向かうこの参道を歩いていると、いつも何かしらのメッセージをいただける。
今回も有り難いお言葉を頂戴して、涙が溢れそうになっている自分が居た。
神様は本当にいつも見守って下さっているということ。
そのことをひしひしと実感するしかなかった。
辛かった出来事も、自分を成長させるものだったということ、そして、表面的な物事だけで全てを判断してはならないということを、改めて教えていただけた。
忌火屋殿
由貴御倉
御酒殿
こちらのお参りする前に丁度神職の方が通り過ぎる場面に遭遇し、由貴御倉、御酒殿それぞれのお社に一礼していく姿を目にする。
私もそれぞれのお社にご挨拶させていただいた。
そして四至神様のところに差し掛かる。
四至神
早朝ということもあってか、パワスポ効果を期待して手をかざしているようなおバカさん達が居なかったので、今回もお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして、私の大好きな神様のいらっしゃる、風日祈宮さまのところへ向かう。
こちらは本当に素敵なところ。
鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を守ったという級長津彦命、級長戸辺命をお祀りするお社なんだけれども、お参りする度に、とても優しいものを感じてしまう。
今回もお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして神楽殿で御朱印を頂戴して、参集殿方面へ。
そして参集殿からちょっと違うルートを歩き、子安神社方面へ。
子安神社・大山祇神社の手水はこじんまりしていて、とても愛らしい。
手水で清めてお参りさせていただく。
丁度お掃除の方がいらっしゃったのだけれども、私が参拝している最中には手を止めていただいていた。感謝。
大山祇神社
子安神社
そして宇治橋へと戻る。
本当にこの日は6月の梅雨のシーズンとは思えない程、パキっと晴れた日だった。
まるで自分の新たな船出を祝福して下さっているように感じてしまった。
式年遷宮に象徴されるように、伊勢神宮は常若(とこわか)の聖地と言われている。
私は、伊勢神宮にお伺いする度に、新たに生まれ変わったような気分になり、また、頑張っていこうと思えるのだった。そして内宮での参拝を終えた後、新しい私になるために、今回も伊勢神宮にお伺いする必要があったのだろう、なんて思ってしまった自分が居た。