路線バスで外宮に移動。
今見ると、この頃あんまり人が居なかったなぁ、と思ったりする。
2013年10月&11月は2か月の間に3回伊勢に行ったけれど(直近は11月4日)それはもう凄い人だった。
外宮でも御垣内参拝させて頂いた。
神職や巫女さん達の対応が良いと感じるのは外宮の方だな。
そして多賀宮などにお参りさせて頂いた後、亀石付近を見たら、本当の亀さんを発見。
そして御厩に行くと、神馬さんが居た。
この時期、伊勢神宮に行くといつも神馬さんが居たので、
てっきり何時も居るものだと思っていた幸せな私(爆)
外宮の神馬さんは、何時見ても優しい顔をしている。
その後宿に戻ってお風呂入ってご飯食べてすぐ就寝。
そして翌朝4:00起床で、5:00の開門前に内宮に到着。
このあまり人が居ない時間が、本当の伊勢神宮なんだろうな、といつも思う。
木々が風に揺れる音や、玉砂利を歩み進める自分の足音。
自分の内面と向き合いながら歩いていくと、そこには神様が居る。
五十鈴川の御手洗場も人がほとんど居ないし、辺りも暗いけれど、あまり怖いという気持ちにはならない。
忌火屋殿。
この辺りを歩く頃には朝6時も過ぎて、神宮の神職の方などがご奉仕を始める姿を目にする。 忌火屋殿からも煙が立ち上り、一日が始まっていく事を感じさせてくれる光景。
そして宇治橋前付近でたむろしていた猫さん達に遊んでもらって、宿に戻った。
きゃー睨まないでー。
2012年9月はこの後、賢島というところに行ったのだけれど、
賢島で撮った写真が消えていた、、、
何故賢島?と言うと、せっかく「ご朱印巡りきっぷ」(→現在の伊勢神宮参拝きっぷ)で賢島まで行けるのだからと、2日目は気分を変えて賢島に宿泊する事にしたのです(笑)
ここで宿泊した 賢島スピーク というところがすごく良かった。
若い頃、イギリスが大好き過ぎて、気が付けば渡英経験16回。
イングランド・ウェールズ・スコットランド・アイルランドと4つの地域すべて行った事があるけれど、こちらの賢島スピークさんは、本当にイギリスのB&Bそのもので、ホスピタリティ溢れるオーナー夫妻が経営している、温かいプチホテル。
部屋の雰囲気といい(私が宿泊した部屋の名前はBath。もちろん行ったことあります~)、イギリス仕様のティーセットで用意した紅茶を飲みながら、TVでBBCを見ていたら、イギリスに居るような感覚に陥った。辺りの自然は豊かで、ダイニングルームからは海が見え、音と言っても鳥達の鳴き声しか聞こえない位の、すごく落ち着いた環境だった。
朝ごはんも超ヘルシーなイングリッシュブレックファーストで、凄いボリュームなんだけれど、どれもこれも美味しくて全て食べてしまった位(笑)
ここで宿泊客の皆さんやオーナー夫妻とお話していて、いろいろな気づきを頂いた。
今の仕事のままで終わらせたくないと思っていたのは、この頃からずっと感じていたけれど「これからどうしたいの?」と聞かれて、自分の口から出た言葉に、自分で驚いていた。
「起業したいんです」
今考えても、あの頃からやりたい事は分かっていた。
けれども自分には出来ないと思っていた。
旅に出て、知らない人たちと話して、自分の本心を確認するようにと
2012年9月は伊勢に引っ張られたのだと、今は思える。
その時は何で?と思うような事も、後々振り返ってみると、キチンと道程が出来ている。