三峯神社を10:30に出発するバスで戻ろうと考えていたので、朝食後にバスの時間まで境内を散策。
初回&前回で境内地図で鐘楼があることは知っていたけれども、何故かたどり着けなかったので、今回は是非とも鐘楼が見たいと思っていた。
この道でいいのかしらん?と思いつつ歩くと、興雲閣の後ろの方に、鐘楼があった。
これが今朝聞いた鐘の音の元かぁ、と思いながら、しげしげ眺める。そして近くに天然記念物の「三峯モミ」も発見した。
と、その奥に、お社があることに気が付く。
近宮
鳥居を潜ってしばらく歩くと、お社発見。
こちらにやっとお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
早朝の三峯神社境内にはほとんど人はおらず、えんむすびの木にも誰も居なかった。
早朝の神社の境内を一人きりで歩くということほど、贅沢なことは無い訳でして。
もちろん、お仮屋にも誰も居なかった。
御眷属を拝借させていただいたことを報告して、お参りさせていただく。
そしてお社左側にあった石碑に書かれていた神恩というものを目にする。
やはり霊験あらたかだからこそ、こういったものがあるのだと、再認識したりして。。。
その石碑の方からお社を写真に収めると、光に満ち溢れていた。とても素敵なものをいただいたような気分になる。
そして拝殿方面へと戻る。
今回、こちらに宿泊したということが、とても大切な事だったと、今更ながら感じたりした。
朝9時頃に社務所を見てみると、朝礼のようなものをしていた。本当に三峯神社の皆様の対応の素晴らしさには頭が下がる思いで一杯だ。ここまで対応の良い神社というのは、私が知っている限りでも数えるほどしかない。
三峯オリジナルショップでこれまたお土産をしこたま購入して(笑)部屋に戻り荷物の整理などをして、チェックアウトした。
本当に美しい場所。
そして最後に再び三峯神領民家に立ち寄ってみた。
神様といっしょに生活していたお家。
今自分が生きているということは、とても素晴らしいことなんだということを改めて認識させられたような気がした。
10:30のバスには私以外、誰も乗車していなかった。三峯から離れていくと、自然に目から涙がこぼれていた。
昔は神様なんて居ないんじゃないかって、疑っていた時もあった。けれども、今でははっきりと言える。
神様なんて居るに決まっているじゃない、と。
そして神様はおっしゃった。
生きろ、と。