退屈の海に溺れていたせいか、何故かイライラしてしまい、あれやこれやをノートに書き殴って気持ちを整理する。
そして何故か東京に戻りたくなった。
こちらの宿坊は御手洗いは男女共用、そして洗面所も質素なものだった。
部屋に戻り、布団に潜り込むもののナカナカ寝付けなかった。
結局ほとんど寝られないまま、朝4:30に起きて身支度をした。朝5:30くらいに、回りがにわかに騒がしくなり始め、朝のお勤め前にお手洗に行こうとして、本堂をちらっと見たら既に本堂には沢山の人が集まっていた。
5:50くらいに本堂に行った時にはほぼ満席。
本堂内を見渡すと、議員からの献花などがずらっと並んでいた。
参加者は台湾からの団体さん、お遍路を結願したのでお礼参りで高野山に来た方、それに老夫婦や私のような一人客も多かった。しばらくするとお坊さんが続々と本堂に集まり、10人以上のお坊さんが集まった。そしてお勤めが始まる前に、この寺院の名物外人僧侶の方が自ら塗香を参拝者一人一人の手のひらに載せてくれた。
お勤めは6:00から7時半くらいまで続いた。左方で護摩炊き、右方で10人以上の僧侶が読経する図は圧巻だった。
お勤めが終わった後、お坊さんが日本人に対してはお遍路結願された方に対して、ねぎらいの言葉をかけただけであとは台湾の団体さんに対して中国語で長く話していた。
中国語は全く分からないので、ちんぷんかんぷんだった。一人白人の人が参加していたけれど、その人に対して英語で話すなどのことは行わず。。。
お勤めが終わったので部屋に戻る。
朝食が運ばれてきたので、ありがたくいただく。
朝食を終え、急いでチェックアウト。
社務所で会計を済ませ、ご朱印を頂いていなかったことに気がついてついでにご朱印をいただいた。
社務所の人がご朱印を書いている間、霊宝館に行くと良いと教えてくれた。
ここは外人さんが多いですね、と聞いたら、台湾から来た団体はこちらのお寺の台湾別院から来た団体さんと聞いた。
また昨日TVの取材で向井まさるさんって人がこちらのお寺に来てうちの名物外人僧侶との会話の撮影がありましたよ、とも聞いた。それ向井理さんですよね、と訂正しておいた(笑)
そして宿坊を後にした。