外宮へ移動。
誰も、居ない。
手水舎にも、誰も、居ない。
今まで何回もお伺いしたけれども、ここまで人が居ない外宮は初めてだった。
手水で清めて、参道を歩く。
とても、不思議な気分になった。
今回、突発的に伊勢に来たのは、やっぱり呼ばれたのだと確信しつつも。。。
四至神さまにご挨拶して。
さすがに御正宮のところには、数人参拝客が居た。
外宮でも御垣内参拝をさせていただいた。
御垣内の中に入ると、とても多幸感に溢れてきた。
やっぱりあの中は、別世界なのだったりする。
今まで見守っていただいたことと、そして、これからも日本がずっと平和でありますようにと願った。
豊受様は、とても、お優しい。
御垣内参拝を案内していただいた神職の方も、とても良い方だったので、嬉しい気分で御正宮を後にすることが出来た。
三ツ石にも誰も居ない。
亀石さんものんびりしていらっしゃる。
そして多賀宮へと進む。
これまた、誰も居ない。
雨に濡れた地蔵石さまは、にこやかに微笑まれ
多賀宮に到着しても、誰も居なかった。
お招きいただいたことに感謝して、参拝させていただく。
そして、下御井神社へとお伺いする。
多賀宮から下御井神社までは、本当に誰も居なくって、そして、写真を撮っていたら、オーブっぽいものが沢山写っていた。
これは、幸せのツブツブと言われるものなのではないのかしらん?と思ったりして。
それは人の目には見えないものだけれども、この世界には幸せのツブツブはあらゆるところに降り注いでいて、実は世界は幸せのツブツブで満たされている。
ただ、それは意識しないと見えないものなので、人間は、幸せのツブツブよりも、実際に目に見える汚いものなどが、この世の中の全てだと思ってしまうことの方が多い。
人間として生きている間に、その幸せのツブツブがあることに気付けるかどうかということが、あらゆる人々の、それぞれの人生で試されていることなんではないか、と。
そんなことを思った、多賀宮から下御井神社までの道のりだった。
そして土宮にもお伺いして
風宮にもお伺いして、今回お招きいただいたことに感謝してお参りした。
平日の雨が降っている朝早い時間ということを鑑みても、やっぱりこれだけ人が居ない外宮にお伺いできたのは、とても嬉しかった。
そして、目には見えない幸せのツブツブを、見させていただけたことに感謝して外宮を後にした。