唐突に行かなければと思い立って、行ってきました、伊勢神宮。
今回宿泊する時間は取れなかったので、東京を夜出発して、翌朝伊勢に到着するというバスツアーを利用した。このバスツアーはあまり利用したくはなかったけれども、背に腹は代えられぬ、という位、実は切羽詰まっていた(笑)
なんだかいろいろなものが詰まっているような気がして、浄化しなくてはならないと感じていたので、伊勢に呼ばれたとも言える。
伊勢にお伺いするのは八か月振り。
バスは朝5時30分過ぎに内宮へ到着した。
前回お伺いした時は、ご利益が増すおかげ年と言われている年だったので、参拝客は多かったので、今回もそれなりに参拝客がいるのだろうと思っていた。
この日は7月1日ということで、朔日参りの参拝客が沢山いると思っていたし、まだまだ伊勢の人気も衰えてはいないと思っていたので、覚悟して参拝に臨んだ訳だけれど
今までお伺いした中でも、かなり人が少ないと思った。
朝5時台ということを抜きにしても。
参道を歩いている人がこんなに少ないのは、私が初めて伊勢にお伺いした2012年5月以来だ、と思ったりして。
平日で雨が降っているということもあるのかもしれないけれど、朔日なのに、とちょっと不思議なものを感じつつ、玉砂利の参道を歩く。
大正天皇御手植えの松。
手水舎にも誰も居ない瞬間があったりして。
御手洗場
この日は雨が降っていた。
浄化のために伊勢神宮に来たので、雨が降っていたのはかえって好都合だった。
全てを清められますからね。
五十鈴川に手を浸すだけでも、浄化されるような気分になった。
そして御手洗場を後にして、滝祭神様のところにお伺いする。
式年遷宮後の直後みたいに、行列が出来ることなんていうことは無かったけれども、真剣にお参りする人々の姿を見かけた。
余りの人の居ない内宮の参道を歩けるというのは贅沢なことだなぁと思いつつ、参道を歩く。
玉砂利を踏み締める音を聞くと、浄化されるような気分になる。
御贄調舎が見えたので、手を合わせる。
そして御正宮へと歩みを進める。
日の出と共に、御垣内参拝が出来るので、今回も御垣内参拝をさせていただいた。
御垣内参拝の前に、神職の方からお清めをして頂けるのだけれども、やはりこのお清めは効果が大きいと感じた。
そして御垣内の中に入らせて頂いて、天照様に感謝を捧げた。
やっぱり御垣内の中は別世界だと、思ったりした。
天照様は優しい。
久しぶりの参拝でも喜んで頂けたことに感謝して、御正宮を後にした。